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次世代ゲームに備えてNVMe SSD「FireCuda 520 SSD」を使ってみた。

2019年末にSeagateから発売されたPCI Express 4.0(PCIe 4.0)対応SSD「FireCuda 520」シリーズ。 これはプロレベルのゲーマーにも応える高速SSDで次世代ゲーム機及び現行最高性能の環境で進化を発揮するSSDです。 次世代ゲーム機であるXbox Series XやPS5の世代ではPCIe 4.0が当たり前になると言われていますが、その世代を先取りして今回FireCuda 520を使ってみました。

 

Fire Cuda 520とは?

SeagateのFireCuda SSDは、プロレベルのゲーミングに耐えうる特別設計のドライブです。

業界最高峰のスピード、長時間の酷使に対応した耐久性、低遅延といった要素で優れたゲーミング体験を目指して設計されました。

 

FireCuda 520のスペック

容量 500GB/1TB/2TB
読み込み速度 5000/5000/5000 MB/s
書き込み速度 2500/4400/4400 MB/s
ランダムリード 430K /760K /750K IOPS
ランダムライト 630K /700K/700K IOPS
TBW 850TB/1800TB/3600TB
MTBF 180万時間
保証期間 5年

 

FireCuda 510と520の違い

旧モデルであるFireCuda 510 SSDとFireCuda 520 SSD。 どちらもほぼ同じ仕様、同じ価格帯のSSDとなっていますが大きな違いが1つあります。 それはFireCuda 510 SSDはPCIe Gen3 x4なのに対してFireCuda 520 SSDではPCIe Gen 4 x4となっていること!

これにより前世代よりも45%も高速化されました。

まだ対応しているマザーボードは少ないですが、古い環境とも互換性があるのであらかじめGen 4対応の520を選択することをオススメします。

 

最新規格 PCIe 4.0はどれくらい高速なの?

※画像引用元:YouTube

最新規格のNVMe 4.0 SSDがどれくらい高速化というと、NVMe 3.0 SSDと比べると最大2倍近い性能がでるようです。 今回のFireCuda 520は読み込み速度最大5000MB/sとなっていますがそれでも驚異的な数字です。 Serial ATA 3.0の従来の一般的なSSDと比べるとかなりの差があります。

フルスペックのスピードがでる環境は現状AMD Ryzen 第3世代以降となっているため、PCIe 4.0の導入を考えている人はAMDさんのこちらの記事を参考にしてください。

 

USBケースで試してみた

今回レビューするにあたり、第三世代Ryzen環境は用意できなかったのでUSB SSDケースで試すことにしました。 パフォーマンスは正直あまり発揮できない環境ではありますが、ポータブルSSDとして使うことが出来ます。

今回選択したのはGLOTRENDS M.2というケースで、サソリが描かれているデザインとなっています。(商品名にScorpioが入っているので選んでみました)

ケース自体はネジを開けて中にSSDを入れ、もう一度戻してネジを締めるだけという簡単な作りになっています。 アルミニウムで放熱も出来るので、とりあえず使える物だと思います。

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Xbox One Xではどれくらい差がでる?

今回は家庭用ゲーム機で現行最高性能であるXbox One Xで動作を検証しました。 残念ながらXbox One XではUSB接続でSSDを使うことや、現状PCIe4.0に対応しているUSB SSDケースがないため、正直一般的な ATA 3.0 SSDと大差がない速度となっています。

しかしながら内蔵HDDと比べると違いは圧倒的に高速化されているのがわかります。

次世代ゲームへの先行投資だと思って試してみるのも良いかもしれません。

 

まとめ”先行投資”にはなるが今後に期待

現状PCIe 4.0対応SSDをフルに使おうと思うと、第三世代のAMD Ryzen とそれに対応したマザーボードが必須となっています。 つまり、Intel環境はもちろん、古いPCを使っている場合このSSDの力をフルに発揮することは出来ません。

しかしながら近い将来当たり前になるであろうPCIe 4.0対応SSDをあらかじめ買って置いても、互換性があるので古いスロットでも利用できるため先行投資として購入するのはありかと思います。

 

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  • この記事を書いた人

のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

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