
マイクロソフトはWindows 10のサポートを終了しましたが、ESUに加入しているプログラム参加者向けに累積更新プログラムKB5068781の配信を開始しました。メインサポート終了後もWindows 10を利用するユーザーにとって重要なアップデートとなっています。
セキュリティ更新プログラムの内容
- 合計63件の脆弱性を修正。
- 内訳は「権限昇格」「リモートコード実行」など深刻なものが多数。
- 特に CVE-2025-62215 はゼロデイ脆弱性として報告されており、攻撃者が管理者権限を奪取できる危険性がありました。
アップデートはWindows Update経由で約200MB、Microsoft Update Catalog経由なら約720MBとなっています。適用後のOSビルドは 19045.6575 へ更新されます。
ESU未加入者は注意
Windows 10は公式サポートが終了しているにもかかわらずユーザー数が多いため、攻撃者の格好の標的となります。ESU未加入者は更新プログラムが届かないので注意しましょう。
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