Microsoft Silverlightは2021年10月12日に正式にサポートが終了します。MicrosoftはまだSilverlightのサポートを行っていますが、既に積極的な開発は行われておらず、現在はInternet Explorer 11向けにサポートされているのみです。
Blazorとは
Silverlightを使えば、デスクトップアプリとWebアプリの両方を開発出来ます。デスクトップ開発者には.NET Core for SilverlightでのUWP/WPFを推奨していますが、Web開発者にはBlazor WebAssemblyと呼ばれるフレームワークをリリースしています。
Blazorは、Javascriptの代わりにC#言語を使ってWebアプリケーションを開発出来るというもので、.NET Silverlightコードの再利用も出来ます。さらにBlazerはC#、HTML、CSSで実装されたWeb UIコンポーネントで構成されています。
Blazorの利点
- Blazorは、プラグインやコードの変換なしでオープンなWeb標準を使用します。
- Blazorは、モバイルブラウザーを含むすべての最新のWebブラウザーで動作します。
- Blazorアプリは、すべての.NET実装に共通の.NET APIの正式な仕様である.NET Standardのおかげで、既存の.NETライブラリを使用できます。
- C#コードは、JavaScript APIおよびライブラリを簡単に呼び出すことができます。C#でロジックを記述しながら、クライアント側のUIに存在するJavaScriptライブラリの大規模なエコシステムを引き続き使用できます。
- Visual StudioおよびVisual Studio Codeは、Windows、Linux、およびmacOSで優れたBlazor開発エクスペリエンスを提供します。
- .NETは無料で、Blazorも含まれます。商用利用を含め、料金やライセンス費用はかかりません。
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