Windowsの元責任者のSteven Sinofsky氏はWindows 8開発初期段階のビデオを公開しました。このプレゼンテーションは、2010年にマイクロソフトの従業員向けに作成されたもので、OSの概念を説明したものとなっています。
スタートボタンが存在
この開発初期段階の映像では、実際には製品版で採用されていなかった要素も数多く存在します。例えば製品版のWindows 8ではスタートボタンがありませんでしたが、コンセプト映像ではしっかり存在していました。なおWindows 8.1ではスタートボタンが再導入される形となっています。
またビデオの映像の中でタイルを備えたサイドバーの存在も示されています。Windows 11のウィジェットパネルと全く同じではありませんが、コンセプトは同じように感じます。
興味深いOSだったWindows 8
Windows 8は一般的には否定的な意見の多いOSでした。特にスタートボタンがないことは批判の的となっていましたが、Windowsのコンセプトを大きく変える野心的なOSだったといえます。
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