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Windows 10 May 2020 Updateのすべての新機能!DirectX12、クラウド回復や顔文字入力など

Windows 10 May 2020 Update(version2004)は5月27日~29日にかけて一般に提供が開始されます。このアップデートでは何が変わるのかをまとめてみました。

 

オプションアップデート

新たにオプションアップデート項目ページが導入され、ドライバーなどのシステムに必ず必要のないアップデートをオプションとして選択できるようになりました。これは「スタート」>「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」>「オプションの更新を表示」に移動すれば確認出来ます。

 

Bluetooth A2DPに対応

コンピューターをBluetoothスピーカーとしてスマホからペアリングし、携帯電話の音をPCから再生できるようになります。これはWindows 7で元々合った機能で、Windows 8で一度無効化され、待望の復活となります。なお古いPCではA2DPソースが制限されるようです。

 

クラウドによる回復オプション

Windows 10のクラウド回復オプションを導入し、破損したオペレーションシステムの回復が簡単になります。問題が発生したときにWindows 10をリセットするには、今までリカバリドライブ、ISOイメージ、USBストレージを使用する必要がありました。しかし今後はクラウドで簡単にリカバリーすることができるようになります。

 

HDDでも早いパフォーマンス

HDDを利用している場合パフォーマンスの改善が期待出来ます。Windows Searchが調整され、システム、ディスク、CPU使用でストレスが発生しづらくなります。Windows Searchはリソースの使用を軽減されます。

 

Windows Updateの帯域幅制御

Windows Update、Microsoft Store、インターネットを積極的に利用します。しかしすべての地域で高速なインターネットは提供が使い放題なわけがありません。そこでマイクロソフトは設定>アップデートとセキュリティ>詳細オプション>配信の最適化>詳細オプションを選ぶ事で設定できます。

 

タスクマネージャー

タスクマネージャーにディスクタイプの表示、GPUの負担などが表示されるようになりました。

 

顔文字入力

Winキーとピリオド(.)キーを同時に押すと顔文字入力が行えます。

 

DirectX 12

DirectX12にメッシュシェーダー、サンプラーフィードバック、レイトレーシング1.1などがサポートが含まれます。

 

Windows Hello

Windows Helloは生体認証セキュリティ機能です。Surfaceなどの一部のPCでは顔、指紋などを使って簡単にロックを解除出来ます。今回のアップデートではセーフモードでもWindows Helloを使うことが出来ます。

 

ネットワークカメラ

セキュリティシナリオで予想されるIPベースのカメラがサポートされます。カメラでキャプチャした写真やビデオをストリーミング出来るようになります。

 

UWPアプリの自動再起動

PC再起動時にUWPアプリを自動で再起動する機能が追加されます。この機能は今までWin32アプリのみに眼底されていました。

 

Bluetoothクイックペアリング

Bluetoothのペアリングはアクションセンターの通知で行えるようになりました。そのためペアリングのために設定アプリを開かなくてもすむことがあります。(表示されないアプリは従来通り設定から行う必要があります)

 

仮想デスクトップ

Windows 10の仮想デスクトップは改善されました。新しい仮想デスクトップは、デスクトップの名前をつけることが出来ます。

 

2in1の新しいタブレットエクスペリエンス

タブレットの機能改善が行われます。タブレットモードにするとWindowsはタスクバーのアイコンを少し間隔を広げ、検索ボックスを折りたたみ、エクスプローラーのUIを最適化し、テキストフィールドを押したときにタッチキーボードをすぐに呼び出すようになります。

 

ペイント、ワードパッド、メモ帳はオプション化

Windows定番アプリのいくつかがオプション機能として扱われるようになり、ペイント、メモ帳、ワードパッドをアンインストールすることが出来るようになりました。

 

新しいネットワーク管理

新しいネットワークステースページではデータ量を確認出来ます。

 

日本語IMEの改善

Windows 10の日本語IMEが改善されました。Windows 10の設定画面に統合されたモダンなものになります。

 

その他の変更

  • これで、マウスカーソルの速度を[設定]> [デバイス]> [マウス]で変更できます。
  • これで、設定からWindowsへのサインインに使用するアカウントの画像を簡単に変更できます。
  • MSIXのサイドローディング設定は不要になりました。
  • マイクロソフトは、最適なトリアージエクスペリエンスのために、ナレーターのOutlookフォルダーの読み取りを更新しました。

 

 

  • この記事を書いた人

のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

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