ソニーインタラクティブエンターテイメント社長兼CEOジムライアン氏は、最近のプレイステーション5についての発表の中でXbox Game Passについて触れ、経済的に意味がないと話しました。
持続可能でないビジネスモデル
Gamesindustry.bizとのインタビューで、ファーストパーティゲームは数百万ドルの開発費用がかかるため、このサービスのようなビジネスモデルは経済的に意味がないとコメントしました。
"私たちにとってゲームラインナップを持つことは、プラットフォームを定義するものではありません。既にお聞きになったように、私たちの売りは『新しいゲーム、素晴らしいゲーム』です。以前にもこのような話をしたことがありますが、新作タイトルをサブスクリプション モデルに入れるような道を歩むつもりはありません。これらのゲームの開発には何百万ドル、1億ドル以上の費用がかかります。それが持続可能とは考えていません。
私たちは、ゲームをより大きく、より良いものにしていきたいと思っていますし、ある段階ではより持続性のあるものにしたいと思っています。そのため、発売日からサブスクリプションモデルに追加することは私たちにとっては意味がありません。別の状況にある他の人にとっては意味があるかもしれませんが、私たちにとってはそうではありません。私たちは既存のエコシステムを拡大・成長させたいと考えており、新しいゲームをサブスクリプションモデルにすることは、それとは相容れないのです。
互換やクロスプレイも否定的だったジムライアン
ジムライアンといえば、2017年に「後方互換性は要望が多くありながらも実際には余り使われない機能の1つ」と話、「グランツーリスモのイベントでPS1、PS2、PS3、PS4のゲームがあって何故これを遊ぶのか?」と発言していたこともあります。
またクロスプレイについてもオンラインプレイをコントロール出来なくなるため、子ども達の安全が保証できなくなるとして否定的な発言を行っていました。
これらの方針が現在では変わっていることを踏まえると数年後はどうなるか分かりませんが、少なくともソニーは現時点ではビジネスモデルから変える必要はないと考えているようです。
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