マイクロソフトに13年以上勤務した元シニアソフトウェアエンジニアのアンディ・ヤング氏は自身のX上で、Windows 11のパフォーマンスの問題点を挙げ、特にスタートメニューについて不満を表明しました。
Windows 11のパフォーマンスがひどいと語る
まず初めにアンディヤング氏は、マイクロソフトのシニアソフトウェアエンジニアとして、2007年から2021年までの13年間の間、務めていた人物です。そのアンディヤング氏は、自身のX上でWindows 11のパフォーマンスの問題を語りました。
The Windows 11 Start Menu is comically bad.
This machine has a $1600 Core i9 CPU and 128 GB of RAM and this is the performance I often get.
What is going on in Redmond? pic.twitter.com/hDvALHRB5q
— Andy Young (@anerdguynow) April 9, 2024
X上で彼のポストでは、パフォーマンスの問題を強調したビデオを添付しました。これは彼のIntel Core i9 CPUと128GB RAMを誇る高性能なWindows 11 PCで実行しているのにもかかわらずパフォーマンスが悪いというものです。
彼のポストでは、特にWindows 11のスタートメニューのパフォーマンスの悪さを挙げており、アプリを検索することでさえ難しく、ラグが発生すると指摘しました。
また彼は皮肉を込めて「私のお気に入りのWindows 11の機能は、スタートメニューで”Notepad"と入力してENTERを押すと、”otepad"というBing検索ページがMicrosoft Edgeで開かれることだ。」とコメントしました。
元Windowsエクスペリエンスチームのリーダーも指摘
元Windowsエクスペリエンスリードのミハイル・パラキン氏もWindows 11のスタートメニューの気に入らない点をいくつか話していました。特にすべてのアプリの項目をクリックせずにスタートメニューですべてのリストをスクロールできないことについて、当時修正に取り組むようにチームに働きかけていることを示唆していました。
しかしWindows部門は現在新しいボスが誕生しました。現在Windowsチームはラジェッシュジャー氏が率いるエンジニアリング+デバイス部門となり、今までマイクロソフトのハードウェア部門を率いていたパヴァン・ダヴルリ氏もWindowsチームを担当することになります。