マイクロソフトにとってセキュリティを高めることはますますWindowsにとって重要なポイントとなっているようです。
カスペルスキーを初めとしたコンピュータセキュリティ業界の企業とマイクロソフトの関係は多少反発もあり、カスペルスキーはEUにWindows10の標準セキュリティ機能について苦情の申し立てを行っています。 Windows10では無料ウィルス対策ソフトWindows Defender、Windowsファイアーウォールを始め購入時の状態でかなり高いセキュリティ設定となっています。
マイクロソフトはさらにFall Creator's Updateでさらに高いセキュリティ機能を追加する予定のようです。
Windowsの専門家アレックスイオネスクによると、最新のWindows10 Fall Creator's update Build 16125ではセキュリティ機能The Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET)をOSに組み込むようです。
Well well well.. look who built-in EMET into the kernel of Windows 10 RS3 (Fall Creator's Update). Thanks to @epakskape for the hint. pic.twitter.com/RhxZiYHFAW
— Alex Ionescu (@aionescu) 2017年6月18日
このEMETはコンピュータシステムにアクセスする攻撃者に対するハードルを高める効果があります。 EMETは未知の脅威が正式なセキュリティアップデートやマルウェア対策ソフトウェアによって対処される前に保護する事が出来るシステムです。 セキュリティ上の脅威と違反に対して保護するため、企業を含むすべてのWindowsユーザーにとって有益な機能です。
EMETは2009年から存在していましたがOSに統合されていないため、セキュリティ上それほど信頼できず、2018年7月31日でサポートが終了するとアナウンスされていました。 Windows10のOSに統合されるのであれば、強固なセキュリティを期待できそうです。
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