VRやARなどのMixed Realityでは、映像を現実と同じように見せるために高いリフレッシュレートが必要です。 理想をいえば、ヘッドセットに表示される映像は数ミリ秒前のものではなく、リアルタイムに表示する必要があります。
一般的にVRでは90fpsを超えるリフレッシュレートが理想ですが、これを実現するにはコスト面の問題があります。
Microsoft Researchのグループマネージャー、プリンシパルリサーチャーのBrian Guenter氏はコンピュータグラフィックスや低遅延ディスプレイを専門的に扱っています。
チームはディスプレイが60Hzのリフレッシュレートであっても、実際の画面では120Hzのように表示される技術を発表しました。
この方法では、ディスプレイが60Hzであっても、左右の映像を別々のタイミングで更新させることでリフレッシュレートを2倍にするというものです。
今のところアイディアの発表のみで新しいテクノロジーの実装はありませんが、今後ローエンドのMixed Realityデバイスでのユーザーエクスペリエンスの改善が行われる可能性があります。
ソース:
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WIPO - Search International and National Patent Collections
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