ゲームの世界ではXbox Kinect センサーはすでにサポートを終了して何年も経ったため、現在では最新のXbox Series X|Sでは利用することが出来ません。しかしXbox Kinect センサーに価値がないわけではありません。現在でも様々な場所で使われていることがあります。
ロボットの制御支援にKinect
YouTubeでトムコットが公開したビデオでは、Ocado社の自動梱包施設で、パッキング作業のロボットアームはXbox Kinectセンサーを活用することで商品の位置を把握し、正しいキャリアに配置するように設計されています。
Xbox One Kinectセンサーについて
Xbox One Kinect センサー(Kinect 2.0)は、Xbox Oneに同梱されていたNUI入力デバイスです。カラーカメラとしては1920x1080p/30fps(暗所では15fps)ですが、深度カメラを備えているのが特徴でTime of Flight方式で512x524/30fpsの撮影が可能です。
深度カメラにより、最大6人まで人を認識し、手指の動きまで捉えられるようになりました。またマイクも4個搭載されており、立体的な音の読み取りも可能とされていました。
なお、現在ではHololensにKinectセンサーが組み込まれているほか、業務用のAzure Kinectが販売されています。
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