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『スターフィールド』は過去のベセスダタイトルよりも手作業のコンテンツが多い。

Xbox Bethesda Game Showcaseで発表された『スターフィールド』ではゲーム史上類を見ない1000を超える惑星が登場することが発表されました。これらの惑星はすべて完全に探索可能で登場します。

本作がどのようにゲームを作ったのかIGNの取材に対してBethesdaとトッドハワードが回答を行っています。

エルダースクロールズ2:ダガーフォールの考え方の応用

トッドハワードは「多くのプロシージャル生産を行っていますが、それは従来も常に行ってきたことだと言うことを念頭に置いています」と説明。「エルダースクロールズV:スカイリムでは、クエストやその他の要素で大きな役割をになっていました。私たちはプロシージャルシステムを使ってマップを作成し、常にそのような作業をしてきた。エルダースクロールズll:ダガーフォールは、ゲームフローの観点からよく見られるゲームです。プロシージャル技術の開発とプロトタイプの作成を進めていくうちにスターフィールドではこれが実現できるのではないかと思い、本格的に取り組むことにしました。」

エルダースクロールズ2:ダガーフォールではプロシージャルコンテンツを多用

Bethesdaを代表するRPGシリーズ第2弾「エルダースクロールズll:ダガーフォール(1996)」では、自由度の高いゲームプレイが提案されました。特に象徴的なのは、本作ではムリエル大陸全土を舞台にしており、1万5000以上の街、都市、ダンジョンが有り、16万1600平方km(約イギリスと同等サイズ)がゲームに収録されていました。

これは地形の大部分をプロシージャルシステムで作成したことで実現できたものです。

これまで以上に手作業でのコンテンツ作りに力を入れている

もちろんベセスダのゲームファンが期待している要素にも力を入れています。スターフィールドはそのプロシージャルで作られた舞台にチームは巨大な手作業のコンテンツを作っていると強調しています。

「このゲームでは、内容的にも、これまで手がけたどのゲームよりも多くの手作業のものづくりを行っていることも付け加えておきます。私たちのゲームでおなじみのメインクエストをこなし、クエストラインをこなすだけなら、私たちに期待されるものを見ることができるでしょう。でも、"この惑星をぶらぶらするだけでも、ゲームプレイやランダムなコンテンツが楽しめるという部分もあるんです。昔で言えば"ダガーフォール"のようなものですね。」

「繰り返しになりますが、ここでの哲学はプレイヤーにイエスと言うこと、デザイナーが決して埋めることのできない領域に寄り道することを許可し、たとえそれがゲームのメインパートでなかったとしても、そこで何かできることを提供することなのです。」

何もない場所があってもいいという考え方

トッドハワードは1000の惑星には様々なものがあり、「プロシージャルコンテンツとはこういうものだ」という例も紹介しています。

「このゲームでは”アイスボールって何が楽しいんだろう”というデザイン上の検討事項をひとつ入れました。アイスボールがなくてもそれはそれでいいんです。でも”この上に着陸しても良いという氷の玉”があってもいいんです。資源だってあるし、調査だって出来る。そして着陸して10分もしたらよし、じゃあ別の惑星に行ってみよう、他のコンテンツやクエストを進めようとなる。」

「あの奇妙な惑星に降りて、そこで生活し、月の景色を眺めたい?行ってこい。」

「スターフィールド」は2023年にXbox Series X|S、Windows PC、Game Passでリリース予定。

https://www.ign.com/articles/starfield-1000-planets-handcrafted-content-todd-howard-procedural-generation
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