Z指定タイトル相当はおそらく影響がない
現状Z指定に相当するIARC 18+は配信予定がない、配信実績もなさそうなので、グロ・エロなどの過激な表現が多いタイトルに関しては現時点では影響がなさそうです。
実際本日海外で発売のState of Decay 2(Microsoft Studios)のようなタイトルは日本で発売予定はありません。
またCEROの審査が厳しいのは、エロ・グロなどの表現だけではなく、”民間人に攻撃できる”に関しても審査が厳しいため、今後発売予定のあのタイトルも国内販売が厳しいとみられています。
大手パブリッシャーのタイトルはこれまで通り?
CEROの目的は以下の通りです。
本機構は、コンピュータエンターテインメント文化の発展にともないコンピュータゲームの多様化が進行するなか、ゲームソフトの年齢別レーティングを実施することにより、一般市民やユーザーに対しゲームソフトの選択に必要な情報を提供し、青少年の健全な育成を計り且つ社会の倫理水準を適正に維持することを主たる目的とする。
つまり本来、青少年を不適切なコンテンツから守るとともに、ゲームを社会から守ることが目的です。
そのため大手パブリッシャーがCEROを通さずに発売することは社会的にNGな可能性が高く、仕組み上は可能でも使わないということは十分考えられます。
IARC対応で変わること
ではIARCに対応したことで何が変わるのでしょうか。
IARCの恩恵を受けるのは主にインディータイトル、中小企業のタイトルだと思われます。 CEROの審査費用、会費を払わずにゲームをリリースすることができるため、比較的簡単にXbox Oneでリリースできるようになります。一方で、Z指定タイトルの超大作などは今後も修正が必要になる可能性が大きいとみられています。
IARC自体はMicrosoft Storeだけではなく、Google PlayやOculus Store、Nintendo eShop(海外のみ?)も採用しており、国際的にも広がりを見せている規格です。
リリースにかかるコストが下がることでより多くのタイトルが様々なゲームプラットフォームで登場することが期待されます。
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