Windows10になってSteamストアだけではなくWindows10ストアなどでもゲームが配信される場合が増えました。

Steamで一元管理したい人にはちょっと面倒な仕様になってしまったのは否めませんが、案外UWPゲームも良い所あるよ！というところをご紹介したいと思います。

 

 

 

UWPゲームのここが便利！

意外と便利なUWPアプリの良いところをご紹介します。

 

1.フルスクリーン、ウィンドウ切り替えが超スムーズ

Win32ゲームではゲーム中ウィンドウモードに切り替えたくなったら「設定→グラフィック→ウィンドウモード」に切り替えて、グラフィックが一瞬暗転して切り替わりという仕様のアプリが殆どでした。

しかしUWPゲームならマウスカーソルを上の方に持って行き、ウィンドウモードにするボタンを押せばウィンドウモードに切り替えられます。

さらに普通のアプリのようにウィンドウの端っこを引っ張ればサイズ変更することも可能、これはかなり便利でゲームをしながら情報を調べたりSkypeでチャットしたり等の作業もいちいちAlt+tabで切り替えたりする必要がありません。

 

2.XboxOneユーザーと境界線を気にせず遊べる

Xbox Play Anywhere対応タイトルや一部のタイトルでは完全に同じように遊ぶことが出来ます。　ただ同じゲームでマッチング出来るだけではなく、パーティやフレンドシステム、セーブデータや実績も共有されます。

なので「PCゲームではちょっと人気ないし・・・」というゲームでもXboxユーザーと一緒に遊べるので案外マッチングしたりします（キラーインスティンクトやForza Horizon 3など）

 

3.一部ゲームはモバイルでも！

Microsoft Solitaire Collection、Halo Spartan Assultなどの一部のゲームはWindows10 Mobileでもプレイすることが可能。

もちろんWindows10 PCでも、モバイルでもセーブデータや実績が共有されます。

例えば大作MMORPG、オーダー＆カオス2：リデンプションでは、PCではXboxコントローラを繋いで本格的に遊び、モバイルではタッチパネルで気軽に遊ぶ・・・なんてことも可能です。

 

UWPゲームに関するよくある不満

 

1.ストアが使いにくい

Windows10のストアが使いづらいという不満はよく聞く話題です。　しかしアップデートでかなり改善されました。　なのでMicrosoftアカウントで一度紐付けてしまえば正直スマホのAppstoreやGoogle Play ストアと大差ないのでそこまで使いづらいと思うこともないと思うのですがどうでしょうか？

 

2.暗号化されているためMODが使えない

Windows10ストアのゲームは暗号化されているため原則MODが使えません。　PCゲーム文化になれているとこれはちょっと嫌ですよね。　特に英語版のゲームを日本語化MODを作れない/使えないのは日本人としては非常に残念です。　これには理由があって、暗号化せずにデータを入れていると例えば車のゲームとモデルデータなどを他のゲームに移植したMODとしてリリースされる可能性が高いからだそうです、確かにPCのレースシムのMODは他社ゲームのデータをそのまま使った物はよく見かけますからね・・・。　ただマイクロソフトもMOD文化を理解した上で対応を検討しているようなので今後に期待しましょう。

 

3.インストールフォルダの指定が出来ない

Windows10ストアではインストールフォルダの指定は出来ません。　Windows10の管理フォルダに保存されるからです。　ですがドライブは初回インストール時や設定から指定できるのでSSD+HDDなどの環境でも問題なくインストールできます。　これもあまり神経質にならなくても良い気がする部分ではあります。

 

4.一部ゲームが最新のOS出ないと動かない

これはSteamなどでも起こりうるのですが、一部ゲームが最新OS、最新ドライバーじゃないと動きません。　最近ではWindows10 Anniversary Updateを適用していないがためにForza Horizon3などのゲームが動かなかったという声もよく聞きます。

Direct X12やXbox Appの更新も含むのでシステム的にも必要なWindowsのアップデート、動かないときはアップデートするようにしましょう。

なおCreator Update以降ではゲームインストール時に自動で必要なドライバーなどをダウンロードしてくれる機能もつくようなのでこれも対応予定のようですね。

 

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