マイクロソフトはWindows 10 May 2020 Updateを一部のパソコンに展開を開始しました。配信が開始されているパソコンは、マイクロソフトが必要なドライバーや性能をそろえていると認識しているパソコンのことです。強制的にアップグレードすることも可能ですが、アップグレード後に不具合が発生する可能性があります。
古いドライバーがあるとブルースクリーンの可能性あり
マイクロソフトはWindows 10 May 2020 Updateでレガシードライバーがある場合、ブルースクリーンが発生する可能性があることを明らかにしました。これは大型アップデートのセキュリティ強化などで古いドライバーのバグが影響して機能しなくなるためです。
NVIDIAディスプレイドライバーの場合、May 2020 Update以後にNvidia Display Driver 358.00以前のものを使っているとブルースクリーンが表示される可能性があります。また一部のオーディオドライバーの不具合によるブルースクリーン発生の例もあるようです。またThunderboltドックのプラグを差し込んだり抜いたりするとブルースクリーンSTOPエラーが出ることもあります。
影響があるパソコンには提供されていない
マイクロソフトは問題が出る可能性があるパソコンには、Windows Updateでのアップグレードは提供していないと話していますが、マイクロソフトの公式Webサイトなどからアップグレードデータを手動で別途ダウンロードした場合、手動で強制的にアップグレードすることが出来ます。
互換性のないパソコンでWindowsアップグレードするとブルースクリーンが発生することがあります。
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