Windows

2019年、WindowsはLinuxよりも脆弱性が少ないOSだった。

Windowsといえば他のOSに比べて多数の脆弱性があるというイメージも多いかも知れません。Windowsは世界の殆どのパソコンで使われているOSであり、プラットフォームが普及していると言うことはそれだけ攻撃の対象となりやすいことを示しています。

 

多くの脆弱性があるLinux

米国国立標準技術研究所National Vulnerability Databaseの報告によると、Linuxは2000年以来最も脆弱なプラットフォームであるとのこと。 LinuxフォークであるDebianは20年間で3067の脆弱性が報告されています。Debianは一般ユーザーが殆どいないプラットフォームであることを考えると驚くべき事です。

2番目に脆弱なプラットフォームはAndroidで、GoogleのモバイルOSには2563の脆弱性がありました。 このプラットフォームが2007年に登場したことを考えると、最も脆弱なプラットフォームはGoogleだったといえるかもしれません。

3番目はLinuxで2357の脆弱性、そして4番目はApple Mac OSで2212の脆弱性です。 アップルのソフトウェアは閉じたプラットフォームであり、安全であると宣伝されがちですが実際には多くの脆弱性が発見されています。

リストの5番目に位置するのはUbuntuで2007の脆弱性でした。 トップ5のすべてのLinux系OSを統合すると、7000以上の脆弱性があったことになります。

 

Windowsは意外と安全

驚くべき事にWindowsの脆弱性はライバルよりも遙かに少ない数字となります。 Windows 7は1238の脆弱性、Windows 10は1111の脆弱性となりました。 これらは過去10年でリリースされた主要なOSであり、合計で2394の脆弱性となります。 もちろんこれは10年間のデータですが、Windowsが広く普及していることを考えると驚くべき事です。

 

2019年のランキング

上記のデータは20年のデータですが2019年のみのデータでみるとどうでしょうか。 1位はAndroidで414の脆弱性、2位はDebianで360の脆弱性、そして3番目がWindows 10で357の脆弱性があるとのこと。

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