AMDはCES2024でRadeon RX 7600XTを発表しました。このグラフィックスカードは、AMD最新製品をミッドレンジの価格帯で提供するというものです。グラフィックスは1080p以上をターゲットにしていて、価格は350ドル以下と説明されています。
手頃だけど、じゅうぶん
RX 7600XTの目的はゲームのグラフィックス設定を最大にすることではありません。優れた取捨選択で、1080pで快適にプレイできることが目的に開発されています。もちろんAMD FidelityFX Super Resolution 3やAMD HYPR-RX、AMD Fluid Motion Ratesを使えば、より高品質な体験が可能です。
AMDによればRTX 2060と比較した場合、AMD 7600XTは最大1.9倍のゲームおよびレイトレーシング性能を実現しているとのこと。
2024年も1080pが主流
現在ゲーミングの世界では1440p/4K、あるいは8Kといったものも存在しますが、まだ一般的ではありません。最新の高品質なグラフィックスに注目するのは面白いですが、ほとんどのゲーマーは手頃な価格のPCあるいは旧世代のPCを好んでいます。
Radeon RX 7600XTはそんな1080pディスプレイをターゲットにしたグラフィックスカードです。最新のSteamハードウェア調査でも、60パーセント近いユーザーが1080pディスプレイを使用しています。ゲーマーが最も使うのはRTX 3060ですが、2位と3位は古いGPUでGTX 1650、GTX 1060がランクインしています。
AMDが発表会で言及したNVIDIA GeForce 2060はSteamで7.18%を占める人気のグラフィックスカードとなります。
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