マイクロソフトは2018年10月にSurface Laptop 2をリリースしました。このSurface Laptop 2はWindows 10の通常版をはじめから搭載したはじめのSurface Laptopでした。多くの人がパフォーマンス面を含めて高く評価した製品でしたが、今回サポート終了となったため、ファームウェアアップデートの更新は行われなくなりました。
Surface Laptop 2のサポート終了
マイクロソフトは今月Surface Laptop 2のサポートを終了しました。これはリリースされた2018年10月から約4年後となっています。Surface Laptop 1については同様にリリースから4年後の去年の11月にサポート終了となりました。
マイクロソフトはほとんどのデバイスを4年間のファームウェアアップデートの対象としていますが、Surface Laptop Studioのような高価で強力なデバイスは6年間のサポートを行うとしています。
ファームウェアアップデート終了後も使える
マイクロソフトによる製品サポートが終了したからといってSurface Laptop 2が使えなくなるわけではありません。搭載されたWindows OSがサポートされ続ける限り、Windows Updateはこれまで通り提供され続けます。そのためセキュリティや機能面では特に問題なく使うことができます。
今回停止されたファームウェアアップデートでは、Surface Laptop 2のハードウェア最適化に関するプログラムが停止したため、パフォーマンスやバッテリー持続などに影響する修正が終了したということになります。当面は問題ないとは想いますが、Windowsアップデートなどの影響で今後意図したとおりに動作しなくなる可能性もあります。
今後のサポート終了について
2023年6月にSurface Pro 6のファームウェアサポート終了が予定されています。また2023年末にはSurface Laptop 3とSurface Pro 7も4年のサイクルを完了するためサポート終了が行われる予定です。
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