マイクロソフトのビデオゲーム機Xboxは日本市場では苦戦を強いられている印象があるかもしれませんが、現在最も注目すべきゲームプラットフォームの1つに成長しています。2020年にマイクロソフトは最新世代のゲーム機としてXbox Series X、Xbox Series Sの2つのゲーム機をリリースしました。Xbox Series Xは非常にパワフルなゲーム機、Xbox Series Sはカジュアルでありながら本格的なゲームが楽しめるハードとなっています。
史上最も早い販売ペース
マイクロソフトのCEO、サティアナデラ氏は決算会見にてXbox Series X|Sが同社の歴史上最も早く売れているXboxコンソールであることを再確認しました。Xbox OneやXbox 360の累計販売台数を上回ったわけではありませんが、発売から約2年の期間を比べればXbox Series X|Sが売れているということになります。
またサティアナデラ氏はXbox Series X|Sが現在次世代コンソールのマーケットリーダーとなっていることも言及しました。2022年初めからPS5を上回る販売ペースとなっていると指摘しています。
戦略の成功
Xbox Series X|Sは性能が異なる2台のコンソールをリリースすることに対して多くの批判的な意見もありました。しかし蓋を開けてみると、半導体不足で生産が難しいXbox Series Xを補うようにXbox Series Sが販売されるため、コンソールの高い需要を緩和するのにも役立っています。
来年以降この勢いを維持できるかどうかはわかりませんが、次世代RPG「スターフィールド」の発売や強力なゲームパスの援軍となる「アクティビジョンブリザード買収」などXboxがさらに注目される年になりそうです。
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