Googleは現在数百人のGoogle Chromeユーザーの行動をFLoC機械学習アルゴリズムに学習させテストと改良を行っています。この技術は、閲覧履歴を元にユーザーをグループにプロファイリングし、このグループIDを元に広告を宣伝するというものです。
サードパーティCookie無効化ブラウザでも適切な広告を
近年ほとんどのモダンブラウザーは広告のためにクッキーを使用させないようにするオプションが備わっていますが、Googleの新しい技術はユーザーがオプトアウトする方法なしで正確なプロファイルを広告主に販売します。(ただしGoogleはこの技術はクッキーを使用する従来型よりもプライバシーが改善されるとしています)
15人の司法長官は既にこのGoogle Chromeブラウザーが追跡とターゲティング広告の中心になろうとしていることを避難しており、EFFもユーザーの匿名性を減らすことになるとしてあまり感銘を受けていません。
DuckDuck Goでブロックしよう
Duck Duck Goがリリースした新しいアドオンは、Federated Learning of Cohorts(FLoC)と呼ばれるGoogleの追跡機能を無効にするためのものです。これをChromeの拡張機能として有効にすることで、WebサイトでのFLoCインタラクションをブロックし、プライバシー全体を保護することが出来るとのこと。
一番の対策はもちろんブラウザ乗り換え
Duck Duck GoはFLoCプロファイリングを回避するには、Microsoft Edgeのようなほかの代替ブラウザーに切り替えることを推奨しています。ただしそれが不可能でアル場合は、Duck Duck Goのアドオンを使用することが出来ます。
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