マイクロソフトから2019年1月29日に国内では発売が開始されたMicrosoft Surface Headphones、まさかのSurfaceブランドの新カテゴリーとしてヘッドフォンがリリースされると発表されて驚いた方も多いと思います。
自分もオーディオ好きとしてヘッドホンは複数所有しており、非常に興味深い製品だなーと思っていたのですが、今回お借りすることができましたので早速触ってみた感想を書いていきたいと思います。
しゃべるヘッドフォン
Surface Headphonesのほかにはない特徴はCortana連携機能です。
WindowsやiOSと接続すると、Cortanaが連携、ヘッドホンを触り続けるだけでコルタナと会話することができます。
もちろんただアシスタントと会話するだけならほとんどのリモコン付きヘッドホンでもできると思いますが、Surface Headphonesでは電源を入れたときに「残り利用可能時間は13時間です」だとか「環境音を大きくしました」とか操作に対しても音声で教えてくれます。
なので自分が何の操作をしたのかがわかりやすいというのは非常に良い!と思いました。
直観的な操作感
Surface Headphonesは動をみてもらうとわかると思うのですが、操作が非常に直感的です。
Bluetoothヘッドフォンって、たいていは左か右のどちらかにたくさんのボタンがついていて、音量を上げようと思ったら下げてしまったり、サラウンドボタンを押したつもりが電源を触っていたりなど操作で苦労することも多いと思います。
しかしSurface Headphonesは電源ボタンとマイクミュートボタンだけ。
ヘッドフォンのイヤー部分をタップすることで音楽を操作することもでき再生、一時停止はタップ、2回タップで次の曲、3回タップで前の曲といった具合です。
音量は右のイヤーダイヤル部分を回すと調整、左のイヤーダイヤル部分で周囲の音量を調整することもできます。
音楽を流さなくてもつけておきたいヘッドホン
ヘッドフォンといえば、音楽を聴いたり、動画やゲームの音を聞くときに使うものという認識がありましたが、ノイズキャンセリング機能が非常に優秀なので、音を遮断したいときにもつけておくと便利です。
例えば今パソコンのタイピングを行っていますが、キーボードのタイプで発生するカシャカシャ音はほとんど聞こえてませんし、家電量販店をぶらぶらしていた時も、店内放送以外の音がほぼ遮断され、人通りが多いのに静寂を感じることができるという変わった体験をできました。
正直私はコルタナ機能に関してはあまり使わないと思うのですが、それでも電源を入れたときのバッテリー確認や環境音調整のアナウンスはありがたいと思いましたし、今後も何らかのアシスト機能が追加されていくのであれば面白いなと思いました。
全体としてSurface Headphonesはほかの高級ヘッドフォンほど音質などが極めていいというわけではないですが、クッションの心地よさ、操作性の良さ、ノイズキャンセリングがそこそこ優秀といい点がたくさんあるヘッドフォンです。
高価格帯の製品なので、誰にとってもいいものだとおススメはできませんが、自分は使ってみてかなり気に入ってしまっているのは確かです。
まだSurface Headphonesは数日借りることができるので、しっかりとしたレビューはまた後程掲載したいと思います。
それえはまたお会いしましょう。
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