Xbox関連のニュースには毎回何らかの噂がつきものですが現在英語圏のFacebook、Twitter、NeoGAFなどのフォーラムでは”内部の人物”を名乗る人物が架空のフィルスペンサー氏のインタビューを引用し、Xboxが取り組んでいるであろう中国メーカーの極秘プロジェクトについて話題になっていますがインタビューとその中国メーカーのプロジェクトが存在しないようです。
追記:日本でも話題になっているという情報を頂きました。
追記:
このニュースではProject ScorpioがダウングレードされPlaystation 4 Proと同じ4.2Tflopsにダウングレードされたと書き込まれていました。
(この手のニュースで他機種の名前はポリシー的には普段は書かないのですがどこのサイトでも言及されていましたのでそのまま引用しました)
この件についてフィルスペンサー氏の公式Twitterでは
「我々が発表したときから(Project Scorpio)は何も変更はない」と語っています。
@MasyerGaming Nothing has changed since our announce.
— Phil Spencer (@XboxP3) 2016年12月12日
マイクロソフトは毎回新ハード発表前にスペック周りのデマが流れることに対する対策なのか、Project Scorpioに関する情報が殆どない中公式サイトでスペックだけは掲載されています。
公式サイトでは
・真の4Kゲーミング
・6Tflopsのパワー
・320GB/毎秒メモリー帯域幅
・8CPUコア
6テラフロップのグラフィック処理を備えた史上最強の本体。 真の4Kゲームと高忠実度VRを実現した最初で唯一のコンソール。 すべてのXboxOneゲームとアクセサリーに対応。 としっかり日本語サイトにも書いてあります。
偽情報の対応に追われるゲームメーカー
過去にもグラフィックについて高性能なゲーミングPCにXboxOneが敵わないことについて聞かれたフィルスペンサー氏がインタビューで「その分より多くの最適化を行っている」と回答しましたがネット上では酷い解釈され「Xbox撤退やゲーム事業売却」の噂が流れたこともあります。
Xboxでは基本的に発売の目処が立っているタイトルを発表する方針のため基本的にはE3でも年内または来年発売のタイトルを発表しますが、(例外的にCrackdown3やスケイルバウンドは延期されていますが・・・)
このことから将来的なタイトルが直前まで発表されないことが多く、その分将来についての噂が立ちやすい傾向にあるようです。 その対応としてProject Scorpioではスペックだけではありますが2017年末の情報を例外的に公開したと言われています。
偽の情報は売上や評価にも大きく影響します。 例えば未だにXboxOneでは「オンライン常時接続」「中古対策」「後方互換でのフレームレートの低下」などが未だにやり玉に挙げられることがありますが実際にはこれは事実とは大きく異なります。
もちろん偽情報の対応に追われるのはマイクロソフトだけではありません。 最近のニュースサイトを見ると連日のように全く現実的とも思えないNintendo Switchのリーク情報が掲載されていますし、明らかに公式ではない噂や元記事の情報から大きく変更された記事が作られる場合もあります。
不純な動機を持つ人々によって拡散されるオンラインの情報には注意が必要です。 我々はその行為が迷惑なものであると理解する必要があります。
幸いこのニュースは今のところ日本のゲームサイトでは取り扱っていないようです。
日本でも掲示板では話題になっているようです。
しかしゲーム関連では根も葉もない噂がどこからか登場することが多々ありますが情報元に気をつけるようにしましょう。
といいつつ誤訳と日本語が怪しいこのサイトの信憑性も・・・
ソース
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