
Valveは据え置きゲーム機『Steam Machine』を発表しました。Steam OSを搭載したミニPCタイプのゲーム機で、2026年春の発売を予定しています。
Steam Machine登場
Steam OSを搭載したハードウェアで、Steam Deckの約6倍以上の性能とされており、Xbox Series SやNintendo Switch 2を上回る性能だと言われています。そのため、Xbox Series XやPS5と競合する製品となっている物と思われます。
- CPU:AMD Zen 4(6コア/12スレッド、最大4.8GHz)。
- GPU:AMD RDNA3(28CU、2.45GHz、レイトレーシング対応)。
- メモリ:16GB DDR5 + 8GB GDDR6 VRAM。
- ストレージ:512GB / 2TB SSDモデル、microSD拡張対応。
- 出力:DisplayPort 1.4(最大8K@60Hz)、HDMI 2.0(4K@120Hz)。
- ネットワーク:Wi-Fi 6E、1Gbps有線LAN。
ハードウェアの世代が5年前に発売されたXbox Series XやPS5よりも大幅に新しいものの、HDMI 2.0を採用している点やCU数が少なくなっており、Xbox Series XやPS5よりも著しく性能が高いということはないように見えます。
リビングで遊びたいPCゲーマーにはぴったりかも
Steam OSによる高速サスペンド、Steam Cloudも対応しているため、リビングでゲームを楽しみたいPCユーザーにとってぴったりの選択肢と言えそうです。今後のマイクロソフトはPCゲームと据え置きゲームの境界線を曖昧にしていくという路線を取るように見えますが、Valveも同様の手法をとった場合Xboxがどう対応していくのか今後が気になるところです。
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