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【まとめ】Windows 11 バージョン25H2について知っておくべきすべてのこと。

2025年9月8日

マイクロソフトはWindows 11の最新メジャーアップデート、『Windows 11 25H2』のリリース準備を進めています。『Windows 11 25H2』で何が変わるのか、それとも何が変わらないのかなど今回はWindows 11 25H2について分かっていることをまとめてみました。

Windows 11 25H2 リリース時期について

Windows 11 25H2のリリース時期は正式に発表されているわけではありません。しかし既に正式発表されており、Windows Insider Release Previewチャネルにてテストが行われています。これは一般リリースの直前の段階であり、特別な問題がなければ正式リリースまで数週間を切ったということになります。

例年通りであれば2025年9月~10月頃には配信されるものと見られており、段階的にロールアウトされていくと思われます。

Windows 11 25H2の新機能

Windows 11 25H2は名称上はメジャーアップデートですが、今回は新機能はありません。小さなイネーブル面とパッケージ、または累積的なスタイルでアップデートとして提供されます。つまりインストールされる作業は非常に小さくなるので、毎月のアップデートと殆ど同じように、高速でアップデートが完了される見込みです。これは以前もWindows 11 23H2で行った方法で、同じプラットフォームを使うことでより安定したOSを目指すことが出来ます。

マイクロソフトによれば、Windows 11 24H2と25H2では基本的に同じソースコードを使うため、互換性に影響は与えないとのこと。

Windows 11 25H2のメリット

新機能がないのであればどのようなメリットがあるんだろうと思う方もいるかもしれませんが、ユーザーにとってもメリットがあります。まずOSを新規セットアップするときに24H2で提供された主要な機能更新とセキュリティアップデートをインストールする作業を短縮でき簡単に構成できます。

またサポート期間も1年延長されるため、より長くWindows 11を使い続けることが出来ます。 これに加えて今後数ヶ月で提供されることが期待される改善されたスタートメニューやゲーム体験などの新機能のアップデートを受け取る準備が出来ます。

Windows 11 25H2で削除された機能

新機能はないですが、いくつかの機能は削除される見込みです。具体的には『PowerShell 2.0』と『Windows Management Instrumentationコマンドライン(WMIC)』がOSから削除されます。これは他に新しい代替機能があるためで、機能を統一するために削除されるというものとなっています。

Windows 11の25H2のサポート期間

サポート期間はリリースから通常は2年、エンタープライズなら3年となっています。

エディション サポート期間
コンシューマー & プロ 24か月
エンタープライズ 36か月

Windows 11 25H2まとめ

Wndows 11バージョン25H2はかなり地味だけど、大事な安定性重視のアップデートとなっています。Windowsに新機能が追加されることを期待していた人にとっては物足りないかもしれませんが、最近はメジャーアップデートのタイミング以外でも細々とアップデートで新機能が提供されることも少なくありません。裏では着実に改善が進められているようなので今後の月次アップデートでの新機能の追加に期待しましょう。

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のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

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