Kinectは失敗ではなく重要なステップであったとフィルスペンサーが説明。

一部のXboxファンやゲーマーはKinectに対して黒歴史だという人もいますが、XboxのフィルスペンサーはKinectがXboxのブランドの進化における重要なポイントであり、Kinectの遺産は現在でも生き続けていると強調しました。

Xboxの可能性を広げた

Edge Magazineとのインタビューでフィルスペンサーは、すべての人にモーションコントロールを強要することは決していい考えではないと認めていますが、Xboxチームとアクセシビリティ、そしてジャンルの潜在的な成功について多くのことを知る機会になったと話しています。

「それ以前はすべてがMレーティング（R-18指定）のゲームしかなかったというわけではありませんでしたが、Kinectスポーツのようなものや（ダブルファイン社の）ハッピーアクションシアターやダンスゲームなど、他のデベロッパーの作品を手がけるようになってからは、Xboxの可能性の幅が広がりました。」

「アダプティブ・コントローラーにしても、ソフトウェアにしても、私たちが行ってきたアクセシビリティへの取り組みを見ると、Kinectに直結していると思うんです。デバイスそのものではなく、ゲームプラットフォームがより多くの人々にとってどのような意味を持つかということです。そしてそれは、私たちが今も続けている旅なのです。」

今も活躍するKinect

Xboxの周辺機器としてのKinectはほとんど終わりを迎えましたが、Kinectが終わったわけではありません。現在でも米国の企業の倉庫管理にKinectが使われていたり、MRヘッドセットHololensの組み込みセンサーに使用されているなどKinect自体も幅広く使われています。

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