リークしたWindows10のBuild 14997で明らかになったゲームモードですが、ゲームにハードのリソースを割り当てるための方法であるとされておりCreator's Updateで搭載されることが期待されます。
そんなゲームモードですがWindows Centralの信頼できる情報源からの情報ではXboxOneにも影響がある機能のようです。
過去に議論されていたProject HelixはXboxOne、Windows10、そして今後登場するXboxであるProject Scorpioで提供される機能のコードネームです。 ゲームモードはWindows10でXboxOneやProject Scorpio向けに設計されたゲームを実行できるのではないかという噂で、XboxとPCでの性能の変化を合理的に識別・対応させる機能です。 性能に合わせて解像度やフレームレートを変更させる機能をゲームモードに搭載させるという機能をWindows Centralは証拠を手に入れたとしています。
情報が正しければ2016年の夏頃にXboxOneの開発者キットとしてすでにこの機能が提供されていたとのこと。 たとえばバトルフィールド1のXboxOne版は900pから1080pの可変解像度を達成しています。 同じゲームエンジンで設計されていた2015年のスターウォーズバトルフロントが720pでXboxファンを失望させたにも関わらずBF1では高解像度で実行することができるようになりました。これはゲームモード用の新しい開発キットによるものとのこと。さらにDICEはProject Scorpioのサポートを約束しています。
以前ゲームモードはUWPのためのゲームに限定されるのかという議論がありましたが、今回の情報ではどうやらUWPに限定される可能性が高いとのこと。
(UWPアプリの提供はMicrosoftはWindowsストアに限定していません)
このゲームモードに対応したUWPゲームを開発者が設計すれば、プロジェクトのコードの95%以上をそのままにXboxOne、Project Scorpio向けに900p-1080pまたは4Kのゲームを提供できます。 噂によるとWindows10ストア版バイオハザード7はProject Scorpio提供のためのものだそうで、Project Scorpioでバイオハザード7が4K解像度、4Kテクスチャなリッチな画面でプレイするためだそうです。つまりサードパーティであってもより簡単にXbox Play Anywhereに対応できるようになります。
マイクロソフトのXboxエコシステムはWindows10ゲーマー向けに提供し、ScorpioやWindows10ストアでゲーム体験を強化し、どこでも遊べるようにするための物です。 将来的にはARM版Windows10やモバイルデバイスでも使えるようになるかも知れません。
開発者がこのビジョンを使うかどうかは全く別の話です。 Call of duty:infinite WarfareはWindows10ストアで購入できますが、実質的に他のすべてのバージョンから隔離されています。 またバイオハザード7のWindows10ストア版が今のところXbox Play Anywhereをサポートしなさそうな所を見るとやはりWindows10ストアにも問題があるようです。
ギアーズオブウォー4、Astroneer、ヘイローウォーズ、キラーインスティンクトはクロスプラットフォームでのゲームプレイに対応していますが、今後より多くのパブリッシャーが対応してくれることを願いましょう。
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