Xboxは2024年に大きな方向転換を行い、Nintendo SwitchやPlayStationにも自社タイトルをリリースする方針を明らかにしました。これにより、今まで家庭用ゲーム機ではXboxでしか遊べなかったForza HorizonやSea of Thievesが他機種にも拡大しています。
そんな中で最近フィルスペンサー氏はゲームの独占性について尋ねられ、自身の考えを明かしました。
ゲームが中心であり、プラットフォーム独占はあまりユーザーのためではない
フィルスペンサー氏は『インディ・ジョーンズ大いなる円環』を例にゲームの独占について語りました。
「フィル:ただ言わなければならないのは、Machine Gamesの友人たちとインディ・ジョーンズ大いなる円環です。今は実際のゲームビルドを進めており、じっくりと楽しんでいます。今、タイにいるのですが、本当に素晴らしいです。ゲームを制限することは人々に利益をもたらさない。業界で最大のものがプラットフォームだった時代がありましたが、今はゲームが最大のものです。これはゲーム業界にとって良いことだと思います。この業界は、あらゆる規模のストーリーテラーが自分たちの作るゲームを通じて物語を語ることができることにあるのです。そして、より多くの人々がプレイできるようにすることです。私はXboxがそれを可能にするプラットフォームであってほしいと思っています。だからこそ、Dev Directのショーケースの冒頭でこのことを取り上げました。これらのゲームがすべてXbox Play Anywhereであり、クラウド上にあることを明確に示すことができました。クラウドはGame Passポートフォリオの一部であるだけでなく、購入したゲームをストリーミングできるようにするゲームが増えていることを目にしています。人々がゲームをプレイできるようにすること、それはこの業界にとって良いことであり、悪いことではありません。そして、私たち全員が見ているように、この業界が苦しんでいる中で特にそうです。ゲームの開発コストも増加しているので、ゲームがプレイできる場所を制限することは、ゲーム自体に役立っていません。この業界で最高のゲームを最適化するべきだと思います。」
大きなゲームがプラットフォームよりも価値がある時代
現在はフォートナイトやRoblox、マインクラフトのようにゲーム機そのものよりも巨大なコミュニティを持つゲームタイトルが増えてきました。また20年ほど前までとは異なり、ゲーム機市場よりもPCゲームやスマートフォンゲームの方がはるかに大きな存在となったことなどもあり、Xboxはいち早く業界の変化に合わせて形を変えようとしていることになります。
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