Xbox/Windows10 Games

新しいROG Xbox Ally XとROG Ally Xってどう違う?Xboxマークだけじゃない違いとは。

2025年10月5日

まもなく『ROG Xbox Ally X』および『ROG Xbox Ally』が発売される予定で、ROG Xbox Allyの方が89800円、ROG Xbox Ally Xの方が139800円で日本国内でも10月16日に発売される予定です。このモデルは従来から展開されているASUSの『ROG Ally』シリーズとマイクロソフト『Xboxブランド』のコラボレーションモデルとなっていますが、従来のROG Allyとは一体どう違うのでしょうか。現在発表されるスペック、特徴などを元に比較してみました。

主な違い

ASUS ROG AllyとASUS ROG Xbox Allyの違いをまとめてみました。

プロセッサ:AMD Ryzen AI Z2 Extremeを搭載

ROG Xbox Allyでは新しいAMD Ryzen AI Z2 Extremeが搭載されています。これは内部スペック的な唯一にして最大の変更点と言えます。事前のベンチマーク情報では、かつて人気を博したデスクトップ向けGPU『GTX 1650』に迫る性能と言われており、多くのゲームが動作するものと思われます。

ROG Xbox Ally Xに搭載されたプロセッサ、Ryzen AI Z2 Extremeは最新のZen 5アーキテクチャを採用した8コア/16スレッド更生で、RDNA 3.5ベースの16コアGPU、Copilot+ PCの要件も満たす性能となっています。

ROG Xbox AllyはRyzen Z2 Aを搭載し、Zen2ベースの4コア/8スレッド、RDNA2ベースの8コアGPUを搭載しています。

基本性能はROG Xbox Ally XとROG Ally Xの違いはわずか。正し強化されたAI機能が2026年に実装される予定で、アップスケーリングなどには大きな差が生まれる可能性あり。

カスタマイズされたUI

ASUS ROG Ally XはWindows 11をベースとし、ASUSが設計した独自カスタマイズランチャーArmory Crateを搭載しています。一方でASUS Xbox ROG Ally XはArmory Crateに加えて、Xboxフルスクリーンエクスペリエンスと呼ばれる新しいUIを搭載。Xbox Game Passとも統合されました。

このXboxフルスクリーンエクスペリエンスは、名前からするとユーザーインターフェイスのみ変更するものに聞こえるかもしれませんが、実際には異なります。Windows 11のフル機能ではなく、ゲーム向けの機能のみを実行するモードで、PCのパフォーマンスを押さえゲーム向けにチューニングされた状態でプレイ出来ます。なおXboxゲームだけでなく、SteamやGOGなど他社のストアのゲームも対応しています。

Xboxらしいハードウェア

『ASUS ROG Ally』では、ROGらしいゲーミングPCのようなデザインを採用していました。しかし今回『ASUS ROG Xbox Ally』では、マイクロソフトと共同開発したことで、Xboxコントローラーに近いボタン配置やグリップを搭載。さらに『ASUS ROG Xbox Ally X』ではトリガー内にも振動が入ったインパルストリガーを採用。より立体感のある振動を実現しています。

まとめ

大きな違いとしては、カスタマイズされたUIとOS、Xboxコントローラーライクなグリップ感のあるボディ、そして将来のAI機能の強化が特徴となります。従来の『ROG Ally X』と基本性能は大きく変わりませんが、NPUによるAI機能の強化でどこまで差がでるのか、2026年のアップデートが楽しみですね。ROG Xbox Allyを販売している場所についてはこちらでまとめています、購入を検討されている方は参考までにどうぞ。

収益について

当サイトはGoogleアドセンス、Amazonアフィリエイト、楽天、A8.net、バリューコマース、ソニーストア、マイクロソフト、U-NEXT等のアフィリエイトプログラムを利用して収入を得て運営されています。
 
  • この記事を書いた人

のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

-Xbox/Windows10 Games
-, , ,