マイクロソフトはXboxの公式ニュースサイト「Xbox Wire」にて最近Xbox Series Xの詳細を一部公開しました。 公開された新機能の中に「クイックレジューム（すぐに再開）」機能があります。 これはプレイヤーがゲームを中断した際にゲームを終了することなく、複数のゲームをやめた場所から再開することができる機能です。
Major NelsonことLarry Hryb氏はクイックレジューム機能についてさらに詳細を自身のポッドキャスト内で補足しています。
再起動しても使える
Major Nelsonのポッドキャストで、このエピソードではXbox Series Xについて彼自身が使っている体験について語っています。その中でHryb氏はXbox Series Xの公開された新たな技術的仕様について、Xbox プログラム管理ディレクターのジェイソンロナルドと対談しています。
ロナルドはXbox Series XのカスタムSSDにより、複数のゲームを一時中断してもシームレスに切り替えることができるという機能を説明しました。 メジャーネルソンはシステムアップデートのために本体を再起動する必要があるシナリオについて言及しており、この場合であってもゲームは一時停止された状態であり、再び起動した際もすぐに始められると説明しています。
つまりXbox One世代のように、クイック起動状態で電源が常にオンになっている場合のみレジュームが利用できるわけではなく、Xbox Series X世代では本体のシャットダウンや再起動、システムアップデートが行われた場合であっても複数のタイトルのレジュームができるようです。
ゲーマーにとっては朗報
この機能が事実であれば、ゲーマーにとってはかなりうれしい機能となりそうです。 最近のゲーム機ではシステムアップデートを適用し、最新のセキュリティパッチが適用されていない状態ではオンラインゲームをプレイすることができません。
そのため、Xbox Oneをクイック起動（スリープ状態）にして使っていても、スリープ中にシステムアップデートを適用する設定で使うことが多く、アップデートによる自動再起動でレジュームが使えなくなることもありました。
Xbox Series Xでは進化したレジューム機能により、プレイしているゲームを一時中断し、友人とほかのゲームを遊んだ後すぐにほとんどロードなしで前プレイしていたゲームに戻るといった操作が行えるようになり、今までのゲーム機とは全く異なる体験ができるかもしれません。
一見ニッチな機能なようにも思えますが、すべてのゲーマーにとって有用な機能であるようにも思えます。
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