過去数年にわたり世界各国の政府がルートボックス(いわゆるガチャ)を問題視し、調査に乗り出しています。 この論争の発端といえば、エレクトロニックアーツ(以下EA)が過去に発売した「スターウォーズバトルフロントll」のゲームシステムにあります。
スターウォーズバトルフロントllでは、ゲームの大部分がマルチプレイヤーで占められ、スターウォーズの人気キャラクターであるヒーロー(またはヴィラン)を使うにはルートボックスでキャラクターを入手しておく必要がありました。
これはかなり大きな問題となり、ルートボックス(ガチャ)の在り方を考えさせられ、EAもゲームシステムを再考せざる得ない状態になりました。
ガチャはキンダーサプライズのようなもの
そしてEAはいくつかの政府とルートボックスについて話し合ってきました。 最近イギリス(英国)議会に現れたEAは、会社がどのようにそれらの透明性を保っているのか説明するのではなく、「キンダーサプライズ(日本でいうチョコエッグ)のようなもので倫理的なものだ」と主張しました。
エレクトロニックアーツの法務及び政府問題を担当している副社長のケリー・ホプキンス氏は、同社のランダムな購入要素はいわゆるルートボックス(ガチャ)ではなく、「驚きのための仕組み」であると主張しています。 英国議会のデジタルコンテンツ、文化、メディア、そしてスポーツ委員会との口頭証拠セッションで、ホプキンス氏はそのメカニズムをおもちゃと比較して紹介しています。 質問に対してホプキンス氏は「私たちの仕組みは、実際にはかなり倫理的で楽しいものだと思います」と話しています。
ルートボックス問題は議論すべき課題
イギリスのルートボックスが将来どうなっているかは不明ですが、ルートボックス(ガチャ)の要素は日本でも議論するべき話題の1つ。 近年スマートフォンをはじめとするゲームタイトルでは射幸心を異常に煽るシステムが作られており、一部のプレイヤーは数百万円単位での課金を行っています。
ゲーム制作費が高騰し、DLCマップの導入によるマッチングの分断問題や長期運営が基本になった現在の据え置きゲームでは何らかのマネタイズ方法が必要なのも理解できますが、過度な課金要素はゲーマーを本当に幸せにするものなのでしょうか。
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