ゲーマー向けのボイスチャットとして「Skypeより使いやすい」として近年注目を集めているDiscord。
ブラウザから登録なしで利用できたり、わかりやすいUIやチャットのルームを簡単に分けて楽しむことが出来るなどSkypeよりもゲーマーに特化しているところが特徴です。そのような特徴から口コミで広がり現在多くのゲーマーがSkypeからDiscordに移りつつあるのですが、そんな状況にSkypeの運営会社であるマイクロソフトもやはり気づいていたようで、Twitterアンケートを行っています。
Discordに反応?
Twitterアンケートは「Skype使ってる?」という質問で
「1:Skypeを使っている」
「2:Discordに移った」
「3:Facebook メッセンジャーに移った」
「4:何も使ってない」
というアンケート。
Sorry, new Poll same subject. Do you use Skype?
— Mike Ybarra (@XboxQwik) 2017年8月17日
Twitterのユーザーもこれに対して様々なリプライを飛ばしており、「Discordの方がサービスが良い、複数の人を個別で音量調整できるから」「XboxでもDiscord出してよ!」「Discordで決まり」「SkypeよりもDiscordの方が良く使う」「Skypeに慣れてるからSkype」「Googleハングアウトでビデオチャットしてる」といったツイートが続いています。
追い込まれるSkype
Skypeは現在かなり厳しい状況に立たされています。 WhatsApp、Facebook Messanger、LINEといった競合メッセージアプリとのスマホ向けメッセージアプリではかなり押されている状況になっています。 さらに今までは「ゲーム用ボイスチャットといえばSkype」というポジションでしたがこの優位性もDiscordに取られつつあります。
Skypeにも利点はある
しかし競合のメッセージサービスに比べSkypeにもメリットがあります。 たとえば音質がいいということ、ビデオ通話で大人数のグループ通話に対応していることなどがありますが、ゲーマー的に恐らく一番嬉しいのは「Skype Translator」ではないでしょうか。 これはリアルタイムで音声を機械翻訳してくれるというもので、ゲームをやる上では多少ラグがあるものの、「全く話せないよりはマシ」という状態になります。 他にも画面共有機能などもあり、他プラットフォームよりも優れている部分はたくさんあります。
もっと強みを生かすべき
例えばXboxボイスチャットとSkypeのクロスプラットフォーム通話を可能にしたり(Xbox上でSkypeも利用できますが、少し面倒なんです)、Mixer インタラクティブで配信相手に配信画面から直接通話に参加できる機能なんかもあっても面白いかも知れません。 Discordに移ったユーザーが注目している機能を実装しつつ「Xbox」や「Mixer」といったゲームサービスを提供するマイクロソフトらしい新機能の強化でゲーマーの満足度を高めることが今後大切になっていくのではないでしょうか。
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