XboxOne Xが発表されたとき、従来のXbox One、Xbox One Sを所有しているXboxゲーマーは4Kアセットがどのように取り扱われるのかの疑問を感じました。 Xbox One Sは現在Xbox Oneで最も売れているモデルですが、これらの場合でもXbox One Xのための4K用の膨大なゲームデータをダウンロードする必要があるのでしょうか? 例えばネイティブ4Kに対応したForza Mortersport7は100GBもの大容量です。 これはもちろん4Kに対応したアセットを含んでいるための物ですが、Stevivorによると、そうではない予定であることがわかりました。
Xbox Oneの4K アセットダウンロードの仕組み
従来のXbox One、Xbox One Sは1080p環境向けに作られているので、まず従来のXbox One向けのゲームデータをダウンロードし、Xbox One Xでのみ4Kアセットもダウンロードされるようになるとのこと。 Xbox One Xと1080pテレビを持っている場合、常に4Kアセットをダウンロードし、4Kグラフィックを描画した後で1080pテレビ向けにダウンサンプリングされるため問題ありません。
マイクロソフトは1080p環境、4K環境向けにダウンロード容量を調整する仕組みを提供する予定ですが、将来的にすべてのゲームが対応するかどうかは不明です。
ちなみにPS4/PS4 Proではこの問題をどう解決していたかですが4Gamerの記事によるとアセット自体は1080p用の物を使ったまま内部解像度を上げる仕組みを多くのゲームで採用していたため問題にならなかったようです。 ソース:西川善司の3DGE:ここまで分かった,「PS4 Pro向けゲーム」と「HDR対応PS4ゲーム」のアーキテクチャ
無駄がないのは素晴らしい
XboxOne/Xbox One Sでゲームを楽しむユーザーにとって4K用のファイルは容量が大きいだけの不要なものなので、このようなシステムが実装されていることは素晴らしいことです。 誰もが大容量のハードドライブを持っているわけではないので、Xbox One SユーザーもXbox One Xユーザーも不公平な感覚を持つことなくゲームを楽しむことが出来ます。 もちろんより高いグラフィックでプレイするにはXbox One Xが必要になります。
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