Xboxのボス、フィルスペンサーはXbox One XやWindowsでのゲーミング環境などに力を注いでいます。
Xbox Oneのエコシステムの大きな特徴の1つに「ゲームの後方互換性」というものがありますがこれについて興味深いコメントが出ています。
先日プレイステーションのマーケティング責任者ジムライアンが古いグランツーリスモを差して「今更誰がプレイするのか」とコメントしたのに対し、フィルスペンサーは古いゲームも価値がある物だと指摘しています。
「私は芸術と同じようにビデオゲームを見ている。 音楽ならローリングストーンズやツェッペリンのアルバムを聴くし、映画なら風と共に去りぬ(1952)、市民ケーン(1941)、本はロードオブザリングも読む。 どんな芸術であろうと等しく大事だと思うし、我々はそこから学ぶこともあります。 ゲームだって同じです。 すべてのアルバムが最高だとは限らないように、すべてのゲームも最高の作品ではありません。 しかしまだそのゲームが遊べるという事実は業界を維持するためだけでなく作品を学ぶことが出来るとても良いことだと思う」
「テトリスのようなものです。 テトリスはたぶん誰もがプレイしたことがあると思う。 これは当時一種の魔法のような物だった。 マインクラフトが2009年にリリースされ、人々はまだそのゲームを遊んでいる。 私はだれもがすべてのゲームをプレイすべきだと言っているのではありません。 でも技術的な壁を超えて、誰もが手に届く場所に置いて置きたい」
Xboxの後方互換性ラインナップはすでに膨大なライブラリーとなっています。 確かに互換されているゲームは全てではありません。しかし「レッドデッドリデンプション」「コールオブデューティブラックオプス2」ようなゲームタイトルは再びゲームの売上ランキングに返り咲くほどの力を持っており、後方互換はそれを実現するために備えています。 マイクロソフトはオリジナルのXboxについても互換性を持たせると発表しました。
今後あなたの大好きな名作も、遊んでみたかった旧作も現行のXboxでプレイ出来るようになることを期待しましょう。
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