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Googleの元従業員、他社ブラウザを殺すためにYouTubeを利用していることを認める。

2019年5月7日

インターネット市場で最大手の存在であるGoogleはその権力を利用してWebでの優位を保ち続けています。 今回Googleの元従業員がこの問題について語りました。

YouTubeを使って他社のシェアを減らす

以前YouTubeの開発者としてGoogleに務めており、imgixの創設者であるChris Zacharias氏は2006年にGoogleの陰謀によってInternet Explorer 6の市場シェアを半分にすることに成功したと語りました。

これは当時市場の19パーセントをしめていたInternet Explorer 6のユーザーに対し当時は予定がなかったIE 6のサポートがまもなく終了すると誤ったポップアップを表示し、YouTubeで警告を表示するというモノです。

この警告の後、IE 6のサポートが終了すると考えたユーザーはIEから別のブラウザへと乗り換え、Internet Explorerのシェアは半減しました。

その後Googleによって作られたウソのポップアップはGoogle Docsなどに急速に広がり、IE 6のサポートを中止する流れは他のウェブサイトにも広がりました。

YouTube問題は他にもある

スマートフォン市場では、Windows PhoneでのYouTube対応を禁止することでWindows Phoneのシェアを壊滅的に破壊した事や、最近では無効なタグをYouTubeに大量に埋め込むことでMicrosoft EdgeやFirefoxのスピードを落としていたこともわかっています。

今回元開発者の証言によって、そのほかにも「Firefoxでgdocsやgmailでパフォーマンスの問題やバグが出ることを実験し始めた」ことなども書かれています。

マイクロソフトやオペラはGoogleのこのような嫌がらせを避けるため、Chromiumベースのブラウザを選択することを選びましたが、Firefoxはまだ独自エンジンを使い続けています。

Googlers admit to using YouTube to kill Microsoft browser
Googlers admit to using YouTube to kill Microsoft browser

Google has long been accused of using the dominance of their ...

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のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

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