世界最大の教科書企業ピアソンは複合現実を使った授業の活用についてマイクロソフトとの協業を発表しました。
ピアソンとは?
ロンドンに本部を置く世界最大の教育サービスです。 日本ではピアソンジャパンが英語教材、eラーニング教材、電子辞書などを手がけています。
看護教育での活用
複合現実を使った学習コンテンツはより視覚的に学ぶことが出来るためさらに効率的に学習することが期待されています。
テキサス工科大学保険科学センター、サンディエゴ州立大学は看護教育における課題を解決するために一部でHololensを活用しています。 このプログラムでは看護師が現実で直面するであろうシナリオをシミュレーションすることができます。 プログラムでは撮影されたホログラフィックビデオの患者(俳優)とHololensを通して対応する練習をすることが出来ます。 看護学生がHololensを使ったシミュレーションに参加することで彼らのキャリアに必要な自信と能力を得ることが出来、患者を診断する現実世界へ向けたトレーニングを行うことが出来ます。
高等教育だけではない
Hololensとピアソンの仕事は高等教育に限定されません。 小学校校規段階でホログラフィックの学習を活用する動きもあります。 オーストラリアのキャンベラグラマースクールでは教室で試走するための専門分野の様々な先生と協力しています。
マイクロソフトWindows、Hololensエクスペリエンスゼネラルマネージャーのロレーヌバーディン氏によると「複合現実はより簡単に3Dを理解し、ホログラフィックを利用して学習している学生に、現実世界で使える力を理解し、高いレベルの経験を提供できます。 Hololensを使えば現実世界で見ることが出来ないかもしれない物を実際に見るようにアクセスできます。 歴史的遺物、自然、そしてトレーニング、さらに広い世界へと繋がります」
Hololensは教育分野でも注目されており、HoloAnatomyアプリはGoogleの3Dペイントやデイビッドアッテンボロー氏のオーストラリア360度ツアーを超えてジャクソンホールサイエンスメディア賞を受賞しました。
Hololens開発者版はアメリカ、カナダ、オーストラリア、アイルランド、フランス、ドイツ、ニュー時ランド、イギリスで購入できます。※日本では購入できません。
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HALOのような世界がどんどん現実に近づいているようですね。