マイクロソフトは2023年にキーボードやマウス、WebカメラなどのマイクロソフトブランドのPCアクセサリーを廃止することを発表しました。マイクロソフトのマウスは1983年から発売されており、その歴史に幕が落とされたかのように見えました。しかし実際にはそうではありません。
Surfaceブランドに統合
マイクロソフトはPCアクセサリーブランドを廃止し、代わりにSurfaceブランドとしてPCアクセサリーをリリースすると明らかにしていました。これはマイクロソフトがPCアクセサリーを作るのをやめるということではありません。マウスやキーボードなどはSurfaceという名前を冠してリリースされることになります。
一方でSurfaceと名前がつくマイクロソフト製品は従来のマイクロソフトのPCアクセサリーよりも値段が高価なものになる傾向がありました。そのため安価で使い勝手のいいマイクロソフト製PCアクセサリーを好んでいた人にとっては少し残念なように見えました。
新ブランドIncase by Microsoftが発表
Onwards Brands社はIncase by Microsoftという新ブランドを発表しました。これはOnwards Brands社がマイクロソフトがデザインしたPCアクセサリーを製造するというものです。またマイクロソフトが設定した品質基準を維持することを約束し、同じ製造部品、同じサプライチェーンで製造される見込みです。またマイクロソフトは今後もPCアクセサリーのデザイン所有権を保持したままであり、将来的にマイクロソフトがPCアクセサリーブランドを復活させることも可能です。
Incase Designed By Microsoftは現時点でBluetooth Ergonomic Mouse、Modern Mobile Mouseなど23製品が発表されました。ユーザーからすれば、基本的にはブランドが変更されるだけということになりそうです。
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