マイクロソフトはアクティビジョンブリザードの買収に向けて各国の規制当局の審査を受けています。新たにチリの規制当局である「フィスカリアナシオナルエコノミカ（FNE）」はこの取引を承認する発表を行いました。
競争の懸念はない
FNEはプレスリリースを発表し、マイクロソフトが競合他社に対してアクティビジョンブリザードの懸念は排除されたという見解を発表しました。FNEによればCall of Dutyの影響は世界のほかの地域と比較してラテンアメリカではそれほど大きくないと述べました。またチリの消費者にはブロック戦略でコンソールの切り替えを促進するのに十分な効果がないと判断したと説明しています。
FNEはアクティビジョンブリザードはゲーム消費者にとって最も関連性の高い要素とコメントしています。
最後に健全な競争を静するためにソニーや任天堂がゲーム市場でマイクロソフトに対して競争圧力持っていると指摘しました。
Chile’s competition authority, FNE, has now approved our acquisition by Microsoft, joining regulators elsewhere that have also recognized the deal’s benefits for competition and players.
As other responsible regulators review the facts, we expect more approvals like this one.
— Lulu Cheng Meservey (@lulumeservey) December 29, 2022
引き続き各国では審査中
欧州委員会、英国競争市場庁など世界各国の規制当局は引き続き調査を行っています。一方で米FTCは取引阻止に対して強い決意を明らかにしており、マイクロソフトと話し合いの機会すらないまま訴訟に持ち込むことを発表しています。
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