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ニコニコ生放送、新配信βで最大1Mbpsの高画質配信に対応、実際に試してみた。

日本最大のゲーム実況やユーザー生放送が出来るサイト、ニコニコ生放送の配信ビットレートが1Mbpsに対応した新放送(β)の提供を開始していましたので早速試してみました。

 

 

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従来放送との主な違い

  通常放送 新配信β
配信ビットレート ゴールデンタイム:384kbps
サービスタイム:480kbps
1Mbps
視聴ビットレート ゴールデンタイム:384kbps
サービスタイム:480kbps
プレミアム:768kbps
一般:384kbps
座席数 1000~5000 上限なし
放送時間 30分(延長有料) 30分(1回まで延長無料)
予約機能 あり(有料) なし

 

新配信の仕様

・ビットレート:映像・音声を合わせて最大1Mbps
・映像解像度:最大720p(推奨800×450)
・映像フレームレート:最大30fps
・音声サンプリングレート:最大44.1kHz
・音声チャンネル数:最大2ch(ステレオ)

 

現在のところ新配信は最大100番組まで同時に配信できる枠があるようですが、配信者が多い場合は通常放送でしか配信できなくなります。

 

配信してみて思ったこと

従来の配信とは仕組みが違うためXsplitやOBS等で配信していた人は手動でストリーミングキーをコピペする必要があり面倒になりました。 

配信が始まると今まで通りそのまま普通に配信できます。

 

 

画質はよくなったの?

正直いってあまり変わりません。 ビットレートが倍以上になったので本来ならかなり綺麗になるはず・・・なのですがニコニコのサーバ上で再エンコードされるらしく現時点では前と大差ありません、むしろ前より悪くなったと感じる人もいるようです。

今後再エンコードの改良や視聴プレイヤーが改良されれば1Mbpsの配信でも綺麗になる可能性がありますが

現時点ではNLEやFFMpegなどで枠取りが対応しておらず、ブラウザから枠をとる必要があるため正直面倒なので無理に新配信を使う必要性はなさそうです。

 

配信画面をキャプチャーしてみたところ、画音声は差替ですが画質の雰囲気はわかっていただけるかと思います。

 

 

ニコニコにはもう少し頑張ってほしい

国内最大手の配信プラットフォームとして現在でも多くの人がニコニコ生放送を通して活動しています。 今回のアップデートはそんな生主さんにとってはうれしいアップデートだったのではないでしょうか。

しかしアップデートされたと言っても競合サービスに追いついたということは決してありません。

YoutubeやTwitchの場合は世界展開している最大手なので比べられないとしても国内の配信プラットフォームのOpenrec.tvでは2500kbps、Cavetubeは1500kbpsとニコニコに比べてもかなり高い数字で手軽に高画質配信できます。

さらにいえばOpenrecやCavetubeは無料配信出来るのに対してニコニコは有料配信のみ、さらに枠取りなどの面倒な仕様もありほかのプラットフォームに比べて配信者にとっての敷居も高いのが問題です。

 

ChromeやFirefoxなど大手のブラウザがFlashのサポートを標準では無効化することを発表し、ようやく重い腰を上げてHTML5対応にむけて動き出したニコニコ。今後近代的なサービスになることに期待しましょう。

 

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  • この記事を書いた人

のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

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