マイクロソフトはWindows 10 22H2 Build 19045.4353(KB5036979)のリリースプレビューが開始しました。
Microsoftアカウントに関する通知が追加
このアップデートでは、｢設定｣＞｢ホーム｣でMicrosoftアカウントに関連する通知が表示されるようになります。これらの通知により、アカウントの情報の通知を得られるようになり、重要なセキュリティ通知やアカウントステータスが表示できるようになるとのこと。
加えてMicrosoft 365やOneDriveストレージなどの情報を表示したり、2段階認証の有効化やカスワード更新したりすることをおすすめすることもあります。
そのほかの更新内容
- この更新プログラムは、アプリのライセンスに影響する問題に対処しています。このため、Windows（プレビュー版）のCopilotは期待どおりに動作しません。
- このアップデートは、デバイスがモダンスタンバイから復帰する際に発生する問題に対処しています。停止エラー "0x9f DRIVER_POWER_STATE_FAILURE" が発生することがあります。
- このアップデートは、マシンの起動を停止させるレースコンディションに対処しています。これは、複数の OS を起動するようにブートローダーを設定した場合に発生します。
- このアップデートはメディア割り当てに影響します。一部のハードウェアのセットアップにおいて、メモリの粒度が改善されました。これにより、オーバーコミットが減少します。また、パフォーマンスがより効率的になりました。
- この更新により、アクセラレータのバッキングストア管理パスに影響する問題が解決されます。一部のデバイスに影響するメモリリークが発生します。
- このアップデートにより、一部の携帯電話事業者のCOSA（Country and Operator Settings Asset）プロファイルが最新のものになります。
- この更新により、コンテナネットワークのアドレス解決プロトコル（ARP）に影響する問題が解決されます。外部ポートに対して誤った仮想サブネットID（VSID）が返されます。
- このアップデートは、ハイパーバイザーで保護されたコードインテグリティ（HVCI）に影響します。この更新により、互換性のあるドライバが使用できるようになります。
- この更新プログラムには、Windows カーネル脆弱性ドライバー ブロックリスト ファイルDriverSiPolicy.p7b に対する四半期ごとの変更が含まれています。この変更により、BYOVD（Bring Your Own Vulnerable Driver）攻撃の危険性があるドライバーのリストが追加されます。
- この更新プログラムは、Protected Process Light (PPL) 保護に影響する問題に対処しています。この問題を回避することができます。
- このアップデートは、一部のワイヤレスイヤホンに影響する問題に対処しています。Bluetooth接続が安定しません。この問題は、2023年4月以降のファームウェアを搭載したデバイスで発生します。
- この更新により、分散トランザクションコーディネータ（DTC）に影響する問題が修正されました。マッピングの取得時にメモリリークが発生します。
- この更新プログラムは、Windowsローカル管理者パスワードソリューション（LAPS）に影響する問題に対処します。認証後のアクション（PAA）が猶予期間の終了時に発生しないという問題がありました。代わりに、再起動時に発生します。
- 今回のアップデートでは、Windows検索にいくつかの変更が加えられた。より信頼できるようになり、インストール後のアプリ検索がより簡単になりました。このアップデートにより、パーソナライズされたアプリ検索エクスペリエンスも提供されます。
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