マイクロソフトがWindows 11をリリースしてから3年が経過しました。しかしOSの条件が非常に厳しいため、普及は非常にゆっくりとしています。現在もWindows 10は市場シェア66.45%であり、Windows 11はまだ27.83%となっています。
Windows 11自体は無料でアップグレードできるものの、セキュリティ上の理由から第8世代のIntelプロセッサやTPM 2.0などの条件があります。
条件を満たしていない大半のWindows 10 PCはこのままではセキュリティサポートが行われなくなりますが、GoogleはそんなPCに対してChrome OS Flexの導入を提案しています。
Windows 10の代わりになる?
Chrome OS Flexは、32bit/64bitデバイスにインストール可能なChromeOSです。ほとんどChromeブラウザーをそのままOSにしたようなOSであるため、PCではChromeしか使わないような人にとってぴったりのOSであるといえます。
また機能が少ないため、セキュリティ上のリスクが少なく、GoogleはChromeOSに切り替えることで定期的なセキュリティアップデートを受けることが出来ると説明しています。
たしかに使えるが・・・
ChromeOS Flexであればセキュリティアップデートが提供されるため、今後も安心して古いPCを使い続けることが出来るかもしれません。しかしWindowsデスクトップアプリが実質的に使うことが出来なくなります。PCでGoogle Chromeくらいしか使わないという場合は問題ないかもしれませんが、そうでないのであれば新しいWindows PCを買った方が良さそうです。
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