マイクロソフトのちょっと変わったフラッグシップ2in1 PC、Surface Pro Xの2020年モデルを借りる機会がありましたので、今回はSurface Pro Xのレビューを書いていきたいと思います。
・当サイトは、日本マイクロソフトより、
・当サイトは、
Surface Pro Xとは
Surface Pro Xはマイクロソフト初のARMプロセッサ搭載のSurfaceです。ARMはスマートフォンに使われているプロセッサで、PC向けのプロセッサとは全く別の種類ではあるものの、低電力で動作するため長時間利用出来るというメリットがあります。
Surface Pro Xは従来のSurfaceよりも薄く、コンパクトでどこでもインターネットが繋がるという新しいコンセプトのSurfaceです。
Surface Pro Xのスペック
ユーザーのシナリオ | オフィスにいないときの作業と接続、ブラウジング、画面上のスケッチ、Netflix のストリーミングのための究極のモビリティ。 |
---|---|
寸法 | 287 mm × 208 mm × 7.3 mm (11.3 インチ × 8.2 インチ × 0.28 インチ) |
ディスプレイ | スクリーン: 13 インチ PixelSense™ ディスプレイ
解像度: 2880 × 1920 (267 PPI) 縦横比: 3:2 タッチ: 10 点マルチタッチ |
メモリ | 8 GB または 16 GB (LPDDR4x) RAM |
プロセッサ | Microsoft SQ® 1 Microsoft SQ® 2 |
バッテリー駆動時間1 | 通常のデバイス使用方法で最長 15 時間1 |
グラフィックス | Microsoft SQ® 1 Adreno™ 685 GPU Microsoft SQ® 2 Adreno™ 690 GPU |
ストレージ容量5 | SSD (取り外し可能なソリッド ステート ドライブ)7 のオプション: 128、256、または 512 GB |
外部端子 | USB-C® × 2
Surface Connect ポート × 1 Surface キーボードポート nano SIM × 1 Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応* |
セキュリティ | エンタープライズ クラスのセキュリティと BitLocker サポート用のファームウェア TPM チップ
Windows Hello 顔認証サインインによるエンタープライズ クラスのセキュリティ |
カメラ、ビデオ、オーディオ | Windows Hello 顔認証用カメラ (前面)
5.0 MP フロント カメラ (1080p フル HD ビデオ) 10.0 MP オートフォーカス機能付きリア カメラ (1080p HD および 4K ビデオ) デュアル遠距離感度マイク Dolby® Audio™ サウンド 搭載 2W ステレオ スピーカー |
ソフトウェア | Windows 10 Home (ARM4)
Office Home and Business 2019 |
ワイヤレス | Wi-Fi 5: 802.11Ac 互換性あり
Bluetooth 5.0 ワイヤレス テクノロジー Qualcomm® Snapdragon™ X24 LTE モデム 最大ギガビットの LTE Advanced Pro3、nanoSIM および eSIM をサポート。サポートされる LTE バンド:1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 14, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 38, 39, 40, 41, 46, 66 アシストされた GPS および GLONASS のサポート |
センサー | 加速度計
ジャイロスコープ 磁力計センサー 環境光センサー |
外形 | ケース: カーボン コンポジット ファンレス熱冷却機能を備えた、シグネチャ陽極酸化アルミニウム
色: マットブラック、プラチナ6 ボタン:音量、電源 |
同梱物 | Surface Pro X
電源アダプター SIM カード アクセス ツール クイック スタート ガイド 安全性および保証に関するドキュメント |
保証8 | 1 年間のハードウェア保証 |
重量2 (キーボードは含みません*) | 774g (1.7 ポンド) |
Surface Pro Xの魅力
想像以上に高速なMicrosoft SQ2
Surface Pro X 2020年モデルの特徴といえば、やはりマイクロソフトの独自カスタムARMプロセッサ、Microsoft SQ2が搭載されていること。従来のプロセッサよりも高速なパフォーマンスと長時間バッテリーを実現しています。
バッテリーめっちゃ持つ
Surface Pro XはARM搭載なので薄型ボディであるにもかかわらず15時間のバッテリーライフを実現しています。これはARMプロセッサを搭載したことによって実現できてることなのでSurface Pro Xならではではないでしょうか。
キータッチが気持ちいい
Surfaceシリーズはキーボードが打ちやすい、トラックパッドの感度が良いことでも定評がありますが、Surface Pro Xも同様に使い勝手がいいキーボードが採用されています。なんとなく打ちやすく感じるのは今まで使ってたSurfaceがヘタってきてたのか、それとも改良されたのかは謎です。
キーボードにペンがしまえるありがたさ
従来のSurface PenはSurfaceの左右に強力な磁石でくっつくというものでした。これはこれでいいのですが、カバンに入れたりしているとペンが他のものに当たって取れてしまうことがありません。しかしSurface Pro Xならキーボードの上部にペンをしまうことができるのでどこに持ち歩いていてもペンをなくす心配はありません。
eSIMでどこでもインターネット
Surface Pro XはなんとeSIM対応。契約さえすればSurface Pro XでモバイルルーターやWi-Fiがなくともインターネットを常につないでいることができます。最近は格安eSIMもいろいろ出てきていますし、インターネットに接続しやすいのはありがたいですね。
Surface Pro X まとめ
想像以上にぬるぬる動いてびっくりした今回のSurface Pro X。Microsoft Edgeでインターネットを見る分には今までで一番快適なSurfaceだったように感じました!X64アプリの互換性などはレビュー時現在はまだ利用できませんでしたが、私の利用範囲では特に問題なく利用できたこのSurface Pro X。ディスプレイの美しさ、バッテリー持ち、そしてLTE、薄さなどほかのモデルにはない魅力もたくさんありますので、最新の尖ったSurfaceが欲しい方におすすめです。