次世代ゲーム機Xbox Series X、Xbox Series Sが2020年11月10日に日本国内でも発売されますが、このハードには多数の機能とサービスが提供されています。もちろん次世代ゲーム機で最高クラスの性能、Xbox Game Passを含む非常にリーズナブルな体験もありますが、それ以外にも様々な魅力があるのでここで見過ごされがちな機能とサービスを10個ご紹介します。
Xbox Series X|Sはドルビービジョン対応!さらにリッチなHDR
HDRは好きですか?Xbox Series X|Xbox Series Sには従来のHDRと同じHDR10をサポートしていますが、よりパワフルな「ドルビービジョン」のHDRもサポートしています。これはHDR10と比べて10倍の黒レベルが実現出来るため、優れたコントラストとハイライトを期待出来ます。
この機能は2021年にアップデートで提供予定です。
ホーム画面を楽しくするダイナミックウォールペーパー
Xbox Oneではシンプルなダッシュボードが提供されていましたが、Xbox Series X|Sではホーム画面の背景でアニメーションされたものが利用出来るようになります。
パッケージ版ゲームのプリロードが可能!発売日から本当に遊べる
ダウンロード版ゲームを購入する際は、事前予約でゲームをダウンロードしておくことが出来ますが、パッケージ版ではディスクが届くのを待ち、ゲームが届いたら長いインストールとアップデートをする必要がありました。
マイクロソフトはゲームが手元になくてもダウンロードする機能を発表しており、事前にインストールしておくことで、ディスクを差し込めばすぐにプレイ出来る機能を提供する予定です。これにより本当に発売日からゲームがプレイ出来るようになります。
Xboxファミリーセッティングで子どもを保護
Xboxゲームを遊んでいるとき、Windows PCを使っているとき子どもが保護者が知らないコンテンツにアクセスしたり、遊びすぎていないか心配ですか?
Xboxファミリーセッティングアプリを使えば、Microsoftアカウントを紐付けて保護者が年齢制限やプレイ制限、利用するコンテンツを設定することが出来ます。
Xboxでは標準設定時から18才未満のマイクロソフトアカウントを保護する設定になっているので、どのデバイスよりも子どもを安全に保護することが出来ます。(全ての機能を使うには大人のマイクロソフトアカウントによる承認と設定が必要になります)
クイックレジュームでゲームを複数切り替え
Xbox Series X、Xbox Series Sではクイックレジュームをサポートしています。これはゲームを一度に複数のゲームを停止、再開出来る機能です。
ゲームによって前後しますが、約5秒~12秒程度で複数のゲームを繰り替えることが出来るため、色々なゲームをプレイする人にとってはゲームの楽しみ方を変える機能といえるかもしれません。
空間オーディオは3種類ある
PS5は独自の3Dオーディオをアピールしていますが、Xboxでも業界標準の2種類の空間オーディオ、そしてマイクロソフト独自のWindows Sonicの合計3種類から好みの物を選択できます。
マイクロソフトが提供するWindows Sonic for Headphonesであれば、手持ちのイヤホンやヘッドフォンだけで空間オーディオを無料で楽しめます。またドルビーアトモスやDTS:X Headphonesといった他社の技術も利用出来ます。この2つは別途ライセンスが必要になりますが、プレイヤーの好みに応じて選択することが出来ます。なお購入したライセンスはXboxだけでなく、Windows 10でも利用出来ます。
遊ぶだけで報酬がたまる”Microsoft Rewards”
ゲームを遊ぶのが好きですか?Microsoft Rewardsを使えば、マイクロソフトが設定しているチャレンジに挑戦してポイントを獲得できます。実績のロック解除、Microsoft Storeでの購入、Bing検索でポイントをためて、Xboxのギフトカードに交換しましょう。
登録は無料で行えるので、XboxやWindowsを使うなら登録しておいて損はありません。
古いゲームもHDRになる!AIの力「オートHDR」
HDRは単にコントラストを広げているわけではありません。適切なHDRの色情報を用意すれば、非常に豊かな映像表現が可能になります。しかし古いゲームにはHDR用の情報がなく、Xboxでは互換性を大切にしています。この矛盾を解決するため、XboxではAutoHDRというテクノロジーを導入しており、初代XboxやXbox 360のゲームでも最新ゲームのHDRを学習させたAuto HDRを適用することで、20年近く前のゲームでもHDRが利用出来るようになります。
例えば、初代XboxのFusion FrenzyやXbox 360のGTA4といったゲームタイトルでもHDRをサポートすることが可能です。
ストレージをホットスワップ可能な「専用ストレージ」
Xbox Series Xには1TBの内部NVMe SSDがあり、これにより高速なローディング、リッチなリアルタイムロード、クイックレジュームなどの新機能を実現しています。しかしゲームの高度化が進むにつれてインストールサイズも大きくなる傾向にあり、ドライブスペースが十分でないプレイヤーも出てくる可能性があります。
マイクロソフトはXbox Series X、Xbox Series S用の特別設計の1TB NVMe SSDをリリースします。これはメモリーカードのように本体の背面に挿入することが出来るため、簡単に装着できます。本体にネジで固定する必要もないため、Xboxの電源をつけたまま必要に応じて差し替えることも可能です。
Xbox Oneアクセサリーがほぼ全て利用可能!買ったモノが無駄にならない。
Xbox Oneの世代で周辺機器を集めていた場合でも次世代ゲーム機であるXbox Series X|Sでそれらのアクセサリーはほぼすべて持っていくことが出来ます。Xbox Elite Wireless コントローラー、Xboxコントローラー、ヘッドセット、バッテリーなどほぼすべてのアクセサリーが利用出来ます。
ただしXbox One Kinect センサーについてはサポートされません。またサードパーティの非認可のものなど一部のものについては動作が保証されていません。
Xbox One コントローラーは、Xbox Series X|Sでも完全に機能します。互換タイトルだけでなくXbox Series X|Sの最新ゲームでもお気に入りのコントローラーでゲームを遊ぶことが出来ます。
その他様々な見過ごされがちなこと
- 低遅延に非常に力を入れた設計
- 高速ストレージの速度はCPUの速度と対称で、効率的かつ無駄がありません
- Xbox Oneのほぼすべてのゲームと互換性のあるXbox360/初代Xboxをプレイ可能
- 次世代の機械学習、DirectMLなどの最先端機能がゲームを変える
- Unreal Engine 5はXboxでも提供されます
- VRS等の技術で性能以上にリッチなグラフィックスを実現可能
- 最新ゲームを遊び続けるならゲームパスは非常に安価なサービスです
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