Surface GoやSurface Proのレビューを見ていると「顔認識がiPhone Xほど良くない」「認識によく失敗する」「眼鏡をかけると認識なくなる」などいろいろと認識しない事案も報告されているようですが、基本的にSurfaceは眼鏡やマスクをしていても顔認識でのログインができます。 今回は認識が失敗する人向けにSurfaceの正しい顔認証の設定方法をご紹介したいと思います。
設定方法
顔認識が反応しない格好で以下の操作を試してください。(例:眼鏡やマスクをかける、化粧した後など)
- Windowsの設定を開きます(スタートから歯車マークを選びます)
- アカウントを選びます
- サインインオプションを選びます
- Windows Hello欄にある”認識精度を高める”を選びます
なぜ認識しなくなるのか
なぜSurfaceはメガネをしたりすると顔認識がしなくなるのでしょうか。これは顔認識の仕組みが”虹彩認証”というものを使っているからです。
虹彩認証は目の反射の仕方を読み取り認識する方法で、指紋認証や一般的な顔認証よりもはるかに安全な方法と言われています。 目の輝きを読み取るため、メガネをすると輝き方が変わってしまい認識出来なくなることがあるようです。 そのため予め眼鏡をかけた後のデータも登録しておくことで認識できるようになります。
iPhoneとの仕組みの違い
iPhoneで採用されているFace IDとは仕組みが違います。
iPhoneのFace IDは顔に赤外線ドットを大量に照射することで顔の立体的な形をとらえ、顔の形でログインするという方法です。 この方法はマイクロソフトの製品では、Xbox Kinectで採用されていた方法で、Windows10でもKinectセンサーを接続するとWindows Helloで同様のログイン方法は利用可能です。
一方Windows Helloの顔認証は目の光方を読み取る虹彩認証を使う方法で、こちらの方がセキュリティ的には安全とされています。(Windows Helloの場合は顔の目や口との距離なども認識してるっぽい?)
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