Microsoft EdgeブラウザはモダンなWeb体験が可能な最新で最も安全なブラウザです。 しかしYouTubeを利用する場合、Google Chromeが推奨ブラウザとされます。
なぜYouTubeをMicrosoft Edgeで見ると低速な表示になってしまうのでしょうか。
問題はGoogleにある
Firefoxのブラウザの開発をしているChris Peterson氏はTwitter上で詳細な分析と確認を報告しています。
報告によると、FirefoxとMicrosoft EdgeではYouTubeが最大5倍Chromeより遅くなります。
Polymerと呼ばれる最近のYouTubeのモダンなUIは、Javascriptの一種であるShadow Document Object Model(DOM)のバージョンゼロAPIが使われています。 これはShadow DOMの古いバージョンを使っていることを意味します。 残念ながらYouTubeは最新のAPIを使っていません。 そのため世界標準に対応しているMicrosoft EdgeやFirefoxでは読み込みに問題が表示、低速で表示されます。
結果的にFirefoxやMicrosoft EdgeではYouTubeの表示が最大5倍遅いということになります。
解決方法1:Internet Explorer11を使う
YouTubeのレガシーなAPIはInternet Explorer11であれば問題なく動作します。
なおセキュリティ上の問題によりマイクロソフトはこの方法を推奨していません。
解決方法2:クッキーを書き換えて古いUIを利用する
YouTubeエクスペリエンスを偽装することで古いプレポリマーデザインを利用します。
1.Microsoft EdgeでYouTubeの任意の動画を開く
2.「Ctrl + Shift + I」を押してEdge Developer Toolsを開く
3.デバッガーを開く
4.クッキーをダブルクリックしてサブメニューを展開する
5.Watchをダブルクリックする
6.値が表示される中央の画面でPREFを探す
7.PREFのValueでal = en&f5 = 30030&f6 = 8 に置き換える
8.Microsoft Edgeを閉じる
9.YouTubeに戻る
注意:
- クッキーが削除された場合もう一度この手順を行う必要があります
- 少し古いUIのためモダンなUIではありません。
解決方法3:Tampermonkeyを使う
Microsoft EdgeやFirefoxでTampermonkeyを使うことで解決できます。
これはWebサイトでスクリプトを実行できる人気の方法です。
1.MSストアでTampermonkeyをダウンロード
2.YouTubeのポリマーを無効にするスクリプトをコピー
3.ポリマー拡張機能のCreate New Scriptにペーストする
ソース:
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