Xbox OneやWindows10ではヘッドフォンを使うユーザー向けに2つのバーチャルサラウンドテクノロジーが提供されています。
どちらも簡単に導入できますが、今回は2つのオプションの違いをまとめました。
空間サラウンドとは?
Spetial Audio(スペーシャルオーディオ、空間音響)は最新のコンシューマオーディオ技術革新で、情報に位置やふくさ、高さの精度を高める方法です。 オブジェクトベースのマッピング手法を利用することで、サラウンドを仮想三次元空間に出力し、スピーカー出力をオンザフライで構成することが出来ます。 従来の5.1ch、7.1chではサウンドの方向は固定チャンネルの位置づけによって固定されていましたが、空間サウンドにおいては制限がなく最も没入感の高い体験を提供します。
映画館では手軽にこの空間オーディオ、サラウンドを体験できますが、Xbox Oneでもヘッドフォンを使って手軽に体験できます。 ヘッドフォン用のDolby Atmosやヘッドフォン用のWindows Sonicのソリューションは、ローエンドのステレオヘッドセットであってもバーチャル空間サラウンドを提供してくれます。 またDolby Atmos空間サラウンドに最適に設計されたヘッドフォンも登場しています。
Dolby Atmos対応のXboxゲームタイトルで特に威力を発揮しますが、Dolby AtmosやWindows Sonicが有効になっている場合、7.1chでレンダリングできるすべてのアプリケーションでバーチャル7.1chを楽しむことが出来ます。 以前ははいチャンネルフォーマットをダウンミックスと呼ばれるプロセスで組み合わせていました。 現在Windows Sonicのバーチャルサラウンドは特にステレオヘッドセットによって効果を発揮します。
Dolby AtmosとWindows Sonicの違い
Windows SonicはXbox OneやWindows 10デバイスに統合されたマイクロソフトが開発したSpetial Audioテクノロジーです。 2017年初頭に提供されたWindows10 Creator Updateで提供され、この機能は対応デバイスで無料で利用できます。
Dolby AtmosはDolbyの空間音響技術です。 現在ゲーム機ではXbox Oneシリーズでのみ対応しており、Xbox Oneはホームシアターとヘッドフォンでサポートしています。 Dolby Atmos for Headphoneを利用するにはマイクロソフトストアから1620円の有料ライセンスの購入が必要ですが、30日間の無料お試しも利用できます。
Dolby AtmosとWindows Sonic、どっちが良いの?
殆どの場合、Dolby AtmosとWindows Sonicの違いを感じることはありません。 完全に好みの問題です。 どちらもオーディオに大きな効果を与えますが、傾向としてはWindows Sonicが濃いめ、Dolby Atmosがあっさり目なようです。 なのでどちらも使ってみて好みの方を使うと良いでしょう。
そのためバーチャルサラウンド技術に1620円払うのがためらわれる場合、Windows Sonicでも十分楽しめます。
ワイヤレスヘッドフォンでこれらの技術に最適化されたXbox One用ヘッドセットは海外では発売されています。
日本へも追加送料を払うことで、海外Amazonから直接発送してくれるので興味がある方はチェックしてみてください。
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