Xboxは長い間Androidデバイス上でゲームを購入してプレイする機能の導入を計画してきました。最近はブラウザー上に限定し、ゲームをストリーミングでプレイできるようになりましたが、Android上のXboxアプリではまだプレイできていません。
実際計画では今月出来るようになる予定でしたが、Googleが最近行った変更および裁判手続きによってまだ提供できる状態ではありません。
Xbox側の主張:Google次第ですぐにリリースする準備が出来てる
Xboxのサラバンド氏は次のように主張しています。
「Xbox では、Xbox アプリから直接ゲームをプレイしたり購入したりできるようにするなど、プレイヤーがどこでどのようにプレイするかについて、より多くの選択肢を提供したいと考えています。私は最近、これらの機能を最初に米国のAndroidデバイスのGoogle Playストアでアンロックし、他のアプリストアが消費者の需要に適応するという野心を共有しました。」
「最近、裁判所が認めた一時的な行政停止のため、現在、これらの機能を予定通りに開始することができません。私たちのチームは、裁判所が最終決定を下すとすぐに稼働する準備ができている機能を構築しています。私たちは、ローンチし、プレイヤーにより多くの選択肢と柔軟性を提供することを切望しています。」
Google側の主張:セキュリティを考えていない
Googleはこれに対して声明を出しています。
Microsoftは常に、Androidユーザーがアプリから直接Xboxゲームをプレイおよび購入できるように提供してきました。ただし、彼らはそうしないことを選択しました。裁判所の命令と、その実施を急ぐことは、Google Play が安全でセキュアな体験を提供する能力を脅かすものです。マイクロソフトは、エピックと同様に、これらの非常に現実的なセキュリティ上の懸念を無視しています。私たちは、最大手のゲーム会社2社だけでなく、すべての人に役立つエコシステムをサポートすることに引き続き注力しています。
便利なサービス提供を受けたい
ユーザーが望むことはより便利なサービスを受けたいということです。もちろんストアの自由化はセキュリティ上のリスクを高めることになりますが、GoogleやAppleのように誰もが持つものであるスマートフォンのシェアを独占し、3割の手数料を取ることが適切ではないという考えは十分に理解できる主張です。
Googleは判決を控訴しようとしているため、ストアの自由化はもう少し時間がかかりそうですが、Xboxユーザーはそれまでブラウザーで一部のクラウドゲームを楽しむ必要がありそうです。
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