シアトルで行われたPAX WEST 2024の期間中にXboxのボスであるフィルスペンサー氏は、ゲーム業界について語り、Xboxの歴史を含む様々なビジネスシーンを語りました。その中で契約を逃したゲームについても質問され、2つのゲームを語っています。
2つの大作の機会を逃した
開発チームによって構想が練られている段階の時、XboxはDestinyとGuitar Heroのパブリッシングの提案を受けていました。当時Destinyの開発元であるBungieはマイクロソフトと合併していたため、これは不思議なことではないかもしれません。
ギターヒーローについては少し詳しく説明しており、『当時プラスチック製のギターをゲーム機につなぐことがうまくいかないと思わなかった。結局チームはアクティビジョンと契約し、巨大なフランチャイズを作り上げた。』と語っています。
難しいパブリッシングの判断
結果から見れば、『Guitar Hero』や『Destiny』のように後に成功したゲームタイトルをマイクロソフトが逃したのは見る目がなかったと思うかもしれません。しかし、こういった判断を多くのパブリッシャーは迫られており、今回のような著名なタイトルに成長したものだけでなく実際には成功しなかったゲームも多く取捨選択しています。
『Guitar Hero』については現在はマイクロソフトが所有するIPとなったため、今後どのように扱われるかはわかりませんが、幅広いゲームラインナップをリリースして欲しいところですね。
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