現在Arrowhead Game StudiosがCoopシューター「Helldiver 2」をリリースし大ヒットを飛ばしています。これはタフな海兵隊が敵陣に直接降下し、エイリアンをふっ飛ばすというものです。Xboxでは「ヘイロー」にも似た設定のゲームがあり、Helldiver 2のヒットを受けて「ODST」のゲームがなぜ増えなかったのか疑問に思うファンもいます。そこで元開発者がODSTのゲームについてコメントを行っています。
ODSTのゲームは作りたかった
元343 Industriesのシニアゲームデザイナー、ケビン・シュミット氏はODSTのゲームはこれまで何度も企画されていたが、実現には至らなかったと答えています。
『Halo』の世界観で完全に通用するようなゲームのアイデアを20～30は提案したはずだ
SPとMPのODSTをテーマにしたものが多い。銀河を股にかけたもの、もっと親密なもの...そして本当にダークなものもあった
ODSTのゲームがなぜ実現しなかったのかは明らかにされていません。しかし343 Industriesが長い間スパルタンをメインにしたゲームを作りたがっていたことが影響しているとみられています。343 Industriesがヘイローを手がけるようになってから”マスターチーフ”以外のスパルタンも多数登場し、スパルタンによりフォーカスが置かれるようになりました。
ヘイローは非常に広大な世界を持つシリーズです。Halo 3:ODSTやHalo Wars、Halo Wars 2のような作品を除けば、ほとんどスパルタン視点以外でしか世界が描かれていなかったのは非常に残念です。
しかし343 Industriesの社内でもそういったアイディアがあったというのは興味深いところではあります。
Xbox.com Halo 3: ODST
Halo 3: ODST が Halo: The Master Chief Collection に登場し、PC でプレイできるようになりました。PC に最適化された本作では、ニューモンバサを侵攻するコヴナントの目的を明らかにする任務を遂行するため故郷の惑星の地に降り立つ軌道降下特殊部隊 (ODST) の視点を通じて、Halo 3 以前の出来事を体験します。無防備な状態でたった一人という状況下で、身を隠す能力と正確性を駆使してコヴナントの群れを生き残る手に汗握る戦いが展開されます。
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