マイクロソフトは2024年度第2四半期の決算を発表しました。その中で長年マイクロソフトで大きな存在を占めていたWindowsを超えて、ゲーム事業が第三の柱となったことが明らかになりました。
ゲーム事業(Xbox)がマイクロソフトにとって重要に
マイクロソフトのゲーム部門は買収による巨大化を進めており、その影響は決算にも現れています。マイクロソフトはアクティビジョンブリザードの買収により、ゲームでの収益がWindowsの収益を上回ったと発表しました。
現在マイクロソフトの事業は以下のようなバランスとなっています。
- サーバーとクラウドサービス
- Officeとクラウドサービス
- ゲーム(Xbox)
- Windows
- 検索とニュース(Bing/MSN)
- エンタープライス&パートナーサービス
- Dynamicsとクラウドサービス
- デバイス
- その他
資料によれば、Windowsが52.6億ドル稼いだのに対して、ゲームは71.1億ドルで同社全体で620億ドルを稼いだとのこと。
Gaming is now Microsoft's third largest business, bigger than Windows. Microsoft made $62 billion in Q2 2024 (fiscal). Gaming contributed $7.11 billion, more than the $5.26 billion from Windows https://t.co/VaV6MxQoag https://t.co/zilgpMRZju pic.twitter.com/0L302dmPDa
— Tom Warren (@tomwarren) January 30, 2024
ナデラCEOもコメント
ナデラCEOもゲーム事業についてコメントしており、特にゲームストリーミングの増加を強調しました。
サティア・ナデラ「今期は、Xbox、PC、モバイルの月間アクティブユーザー数で過去最高を記録し、アクティビジョン・ブリザード・キングを含め、月間アクティブユーザー数は2億人となりました。クラウド・ゲーミングでは、プレイヤーの皆様が大好きなゲームをより多くの方法で体験していただけるよう、革新を続けています。」
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