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10人のゲーマーがアクティビジョンブリザードの買収でマイクロソフトを再び訴える、今度はソニーも協力。

Xboxによるアクティビジョンブリザードの買収に対して不満を持ち異議を申し立てていたゲーマーによる訴訟ですが、約1ヶ月前に棄却されていました。しかしソニーから提供された新たな情報を元に修正された訴訟を提出したことがわかりました。

今度の訴訟はソニーが協力

この訴訟は10人のゲームファンが2022年12月に提訴したもので、裁判官は3月に「反競争的な効果をもたらすというもっともらしい主張がない」としてこの訴えを却下していました。しかしそれを踏まえて原告側はソニー側から多くの資料提供を受けて、提出書類を修正し再び訴えたようです。

マイクロソフトは「原告らが数週間前にソニーが文書提出をしていたことに驚いた」と話しています。また訴状に対して「裏付けのないあり得ない主張が含まれている」とマイクロソフトは指摘しました。

元々の原告側はアクティビジョンブリザードの買収に対する不満を訴状に書いていましたが、ソニーの資料提供により修正された訴状ではソニー側が主張していたFTCの訴状から多くがコピーされたようだと報じられており、前回よりもより重みのある内容となっているとのことです。

任天堂やNVIDIAは協力を拒否

原告側はPlayStationを率いるジムライアン氏に召喚状を発行し、2回とも情報提供に応じたとのこと。任天堂やNVIDIAに対しても召喚状を送ったとのことですが、最終的に原告側との関わりを拒否したようです。原告側の主張は前回とほぼ変わらず、ソニー自身の訴えをほぼそのまま代弁している形となります。またマイクロソフトは訴訟が意味をなさないと主張しており、「買収取引発表から11ヶ月後に再び訴訟をし、数ヶ月ごとにありもしない訴状を提出するのは時間の無駄でしかない」と主張しました。

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