日本の公正取引委員会はアクティビジョンブリザードの買収について審査結果を発表し、この取引が競争を実質的に制限するとはいえないとして独占禁止法上問題がないと判断したことを明らかにしました。
アクティビジョンブリザードの買収を承認
各国と同様に日本国内でも公正取引委員会によってマイクロソフトとアクティビジョンブリザードの買収について調査が進められていました。その中で昨年第三者からの情報提供や意見の募集も行われていました。
審査ではマイクロソフトとアクティビジョンブリザードの市場シェアデータなどをもとに調査し、競争の制限や排他性の問題が生じる可能性は低いため問題がないと判断されたようです。
【マイクロソフト及びアクティビジョン・ブリザードの統合審査結果】
ゲーム関連事業を行う両社の統合について、海外当局と連携しつつ、内部文書や第三者からの情報・意見を含めて審査を行った結果、 日本市場の状況を踏まえ #独占禁止法 上の問題はないと判断しました。https://t.co/Db24s1FmWO https://t.co/hTF1kv5WbX pic.twitter.com/aIhEkesqtE— 公正取引委員会 (@jftc) March 28, 2023
結論に至るまでの詳細な調査内容についてはこちらのページから確認することが出来ます。
すでに各国でも通過の見込み
審査を通すのが難しいといわれていたEUやイギリスも現在は通過見込みとなっており、残る大きな問題は米国のみとみられています。
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